マリ・プライベート旅行記⑪-ドゴンが世界遺産な理由 | 海外で働く★女の恋模様

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仕事柄、世界を飛び回ってます。ヨーロッパ→アジア→アフリカと移動した後、またまたアジアに戻ってきました。
ここでも、素敵な出会いがあるといいな♪。

この記事は、連載物です。


前記事を読んでない方は、こちらからどうぞ。


マリ・プライベート旅行記⑩ードゴントレッキングの始まり

マリ・プライベート旅行記⑨-トラブル脱出への賭け

マリ・プライベート旅行記⑧-やっぱりドゴンは凄かった

マリ・プライベート旅行記⑦-やっと念願のドゴン入り!

マリ・プライベート旅行記⑥-トラブルは続くよ、どこまでも

マリ・プライベート旅行記⑤-車内で喧嘩勃発

マリ・プライベート旅行記④-世界遺産な泥の街ジェンネ

マリ・プライベート旅行記③-ふんだりけったり

マリ・プライベート旅行記②-カオスでサウナな長距離バス

マリ・プライベート旅行記①-バマコの空港でぼったくられる






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ドゴン・トレッキング南側の入り口の村カニコンボレから次の村テリまでは徒歩。



海外で働く★女の恋模様-Dogon trecking


わずか3km程度の道のりなんだけど、写真の乾燥状態からもわかるように


気温が40℃近くまで上がるので、結構体力消耗します。






そして、たどり着いたテリの村。



海外で働く★女の恋模様-テリ


この村には、ドゴンがなぜ世界遺産に登録されたのか如実にわかるものがあります。


それが、こちら。



海外で働く★女の恋模様-Dogon1


崖の真ん中に、なんだか四角い石がニョキニョキ生えてるの、わかります?


もっと近づいてみましょうか。



海外で働く★女の恋模様-Dogon4


まだ、よくわかんないかな?


じゃ、もっと近くまで。



海外で働く★女の恋模様-Dogon3





…実はこれ、ドゴン族が以前住んでた村の跡なんです。


現在は、崖の上や下に集落を作って移り住んでるけど


ドゴン族は、その昔イスラム教に改宗することを拒み、西から追いやられてきた部族。


敵が攻め難いように、崖の真ん中に住むことによって、自分達の身の安全を図ったというわけです。



海外で働く★女の恋模様-Dogon2


この写真のほうが、村だったのがわかるかな?



海外で働く★女の恋模様-テリの遺跡


崖上部に幾つかの壷?みたいなのが見えますが、これらはかつての食糧庫。


ここに、村の食物(主に穀物)を保管してました。

海外で働く★女の恋模様-テリの遺跡


上層部の崖が屋根のように、せり出してます



海外で働く★女の恋模様-テリの遺跡


白・黒・赤は、ドゴン族にとって神聖な色。


これらの色によって記された小屋は


その村一番の長老(司祭)の家…だったはず。   説明されたけど忘れちゃった(^o^;)



海外で働く★女の恋模様-テリの遺跡


こーんな模様がある家も。


左から蛇、馬に乗る人、弓矢で、これらはドゴンの芸術(?)作品でよく見られるテーマです。



海外で働く★女の恋模様-ドゴンの梯子


さて、これは何でしょう?


正解は…



海外で働く★女の恋模様-梯子を登るところ


梯子でした。


この梯子、ドゴンだけじゃなくアフリカの土産物屋さんで実物大がよく売ってるんだけど



海外で働く★女の恋模様-土産物屋

  カニコンボレの土産物屋でも売られてる梯子



こういうのを土産物として買って、自宅に飾る人っているのかな?



海外で働く★女の恋模様-トグナ


こちらは現在でも使われているトグナと呼ばれる集会所。


議論が白熱してもつかみ合いの喧嘩にならないよう


わざと天井を低くして人が立てないようにしています。






…とまあ、こういったマリ国内の中でも独特の文化を維持するドゴン族。


これら遺跡の跡や独自の文化が、ドゴンが世界遺産になった理由でした。






<つづく>






「へーっ、ドゴンって面白そう!」


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