マリ・プライベート旅行記⑦-やっと念願のドゴン入り! | 海外で働く★女の恋模様

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仕事柄、世界を飛び回ってます。ヨーロッパ→アジア→アフリカと移動した後、またまたアジアに戻ってきました。
ここでも、素敵な出会いがあるといいな♪。

この記事は連載物です。


前記事を読んでない方は、こちらからどうぞ。


マリ・プライベート旅行記⑥-トラブルは続くよ、どこまでも

マリ・プライベート旅行記⑤-車内で喧嘩勃発

マリ・プライベート旅行記④-世界遺産な泥の街ジェンネ

マリ・プライベート旅行記③-ふんだりけったり

マリ・プライベート旅行記②-カオスでサウナな長距離バス

マリ・プライベート旅行記①-バマコの空港でぼったくられる





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定員まで埋まらなかったバスの空いてる座席を買占め


やっとの思いでバンディアガラに着いた私達。


が、手配してもらった車は、無常にも出払ってるとのこと!ドクロ




あはっ、あははははははは…ハァ~




「何のために、必死になってここまで辿り着いたと思ってんの!」むかっ




と怒ったところで、車が空から降ってくるわけでもないし、手品のように出てくるわけでもない。


車はすでにこっちに向かっているので、1時間くらいしたら戻るだろう…との情報を得て




…アフリカ人の1時間って、2時間だよなー汗




とは思いつつも




「じゃあ、待ち時間を有効に使いますか…。」




と気を取り直して、ちょっと早めのお昼を食べに行くことにした。






小さい村ということあり、あまり選択肢はなさそうなので


一番最初に目に入った中央広場に面したレストランに入ってみる。


昼食を食べたいんだけど、もうやってる?と伝えると、おっちゃん




「魚のカレーしかないけど、それでもいいなら。」




と流暢な英語で返された。




「あら、ずいんぶん流暢な英語を話すのね。」


「ああ、俺はカメルーン人だからさ。」




カメルーンは、英語が共通語の地域とフランス語が共通語の地域があると聞いたことがある。


彼は英語地域の出身みたいで、フランス語はあまり得意ではなさそうだ。


フランス語が得意でないのに、マリの田舎で商売って




「たいへんだろうなー。」




と思い、なんとなく微妙な経緯がありそうなのを察して、そこは大人の対応。


それ以上は聞くまいと思ったのに…




おっちゃん、ランチを食べてる私達の席に


誘われもしないのにどっかと座り、自分の身の上を話し出す!


まー、なんつーか、こういう話も含めて愚痴を言える人が、ここにはあんまりいないんだろうね。 にこ



海外で働く★女の恋模様-Cameroon
「この子のために俺はがんばる。」というおっさんの愛息

おっさんが言うように「母親に捨てられた」のかはわかんないけど(つか母親も事情があったんでしょう)

かわいい息子のためにも、がんばってくれぃ


海外で働く★女の恋模様-monkeys

なぜかレストランに飾ってあったマリ版「見猿、言わ猿、聞か猿」

Wiki先生によると「日本の東照宮がオリジナル」みたいに書いてあるけど、そうなの?



海外で働く★女の恋模様-fish curry

食べた魚のカレーは美味


そんな「ちょっと重い世間話」のおかげで、あっという間に1時間経ち




「まだ、車戻ってないかもねー。」




などと、一番最悪の事態を想像しながらオフィスに様子を見に行ってみると…




車がある!




聞けば、5分ほど前に戻って来たとのこと。


ラッキー!!!


早速、サンガに向けて出発することになった。






バンディアガラからサンガまで45km。


時間は、この時点で12時半。




「まだ半日あるから、上手くすれば結構回れるんじゃね?」




なーんて、淡い期待を抱いたんだけど


そもそもアフリカで、そんな期待を抱くほうが間違いだった…


と、すぐに思い知らされたのでした。 ガクリ






<つづく>




「今度は、何のトラブル?」


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