トマトのムースやババロアというと、ほんのり塩味の洋風の前菜として作られる場合もあるのですが、今回は甘いスイーツとしてのレシピです。
ソースまでトマト尽くしで、ムースのピンク色も可愛く、爽やかでフルーティーな風味。
ふんわりなめらかな食感で、トマトが大好きな私と娘は好きな味なのですが…
トマトの加工物(トマトソースやピザソース、ケチャップなど)は大好きでも、生のトマトは苦手な夫や息子には不評。
当然ながら生のトマト得意ではない人、またトマトが好きでも甘くして食べることに抵抗がある方にはおすすめできません^^;
でもそれくらいトマトを堪能できるデザートで、近年たくさんトマトを収穫できる時期にベリームースレシピを参考に作っていたので、改めてブログにも配合を載せておくことにしました。
濃厚でクリーミーなので、小ぶりなサイズで固めるのも美味しく食べられるポイントかもしれません。
ちなみに今回使用した容器は、手のひらサイズが良い感じのsuipaさんのプラカップ。
耐熱なので入れるものを選ばず、透明度が高い日本製です。
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野菜スイーツって、なんとなくイメージとして好きな人は好きというマニアックな部類に入るのかもしれないのですが、個人的には結構好きです。
◆野菜を使ったお菓子レシピ一覧
→http://ameblo.jp/lovable-kitchen/entry-12061244196.html
◆ムースレシピ一覧
→http://ameblo.jp/lovable-kitchen/entry-12208136736.html
《材料》
140cc容量のカップ4つ分
☆ムース
フルーツトマトor癖のない完熟トマト 正味150g
生クリーム 100ml
グラニュー糖 40g~(トマトに合わせて調整)
レモン汁 5g
ゼラチン 5g
水 30ml
バニラエッセンス 3ふり
☆ソース
フルーツトマトor癖のない完熟トマト 40g
グラニュー糖 10g
レモン汁 3g
《準備》
○ゼラチンは水にふりいれて10分ふやかす
→水をゼラチンに加えるとだまになりやすいので、必ず水にゼラチンをふりいれる
○トマトは皮を湯剥きして、へたと種を除いた状態でムース用に300g・ソース用に60g準備し、どちらも1~2cmの角切りにする
《作り方》
①ミキサーにムース用のトマト・グラニュー糖・レモン汁をなめらかになるまでミキサーにかけたら、ゼラチンをレンジに30秒ほどかけてなめらかに溶かしてだまのない状態で加え、全体に行き渡るよう更にミキサーでよく混ぜる
②を漉しながらボウルに移し、ボウルの底を氷水に浸けて、ゴムベラで底を混ぜながらとろみがつくまで冷やす
→とろみがついて次の工程に移る際、そのまま底を氷水につけて放置しておくと接している底の部分が偏って固まる場合があるので、ボウルは取り出してから次へ
③生クリームを、すくって落とした時に筋が残る程度の六~七分立てにする
→角が立つまで固く泡立てすぎると、次でなめらかに混ざりにくい
④とろみがついた②と③のクリームを底のほうから均一になるように混ぜ、カップに入れて冷蔵庫で冷やし固める
⑤冷やしている間にソース用の材料を中火にかけ、トマトが柔らかくなったら一度ミキサーで混ぜて鍋に戻し、再度火にかけて少し煮詰めたら火からおろし、粗熱が取れたら冷やしておく
⑥ムースの表面にソースをかける
★トマトピューレに好みのリキュールを少量加えて風味をつけても更に大人味でフルーティーに