抹茶のショートブレッド《FPで1分クッキー生地・抹茶サブレ》 | 型にはまったお菓子なお茶の時間

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主に日々のお茶のお供を記録しているブログです。
レシピの配合はあくまでも「個人的な作りやすさ」と「私好みの味に合わせたもの」になっていますので、レシピそのものよりも、作業する際の理由やポイント自体がお役に立てましたら嬉しく思います!

濃い緑色が爽やかで、ざっくりとした食感、抹茶のほろ苦さと甘さのバランス、ほんのり感じる塩気がクセになるショートブレッド。
先日のココア味のものと同じく、ショートブレッドの基本配合《砂糖:バター:粉=1:2:3》のアレンジです。

抹茶のお菓子の色や風味は、やはり使用する抹茶で左右されます。
同じメーカーでも製菓用か飲用かなどの等級によって価格もばらばら、色々と試してみて色・風味・使いやすさなど、好みのものを見つけてみてください。
また、目安として抹茶は小さじ1で約3gとされていることも多いのですが、粒子の細かさによっても違うので、0.5g単位で量れる秤があると便利です。


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~作り方~

 3~4cm大12個前後 または 12×h1cm大

  有塩バター 50g

  きび砂糖 25g

  薄力粉 70g

  抹茶 5g



①バターを室温に戻して柔らかく練ってから、砂糖をよく擦り混ぜたら、薄力粉と抹茶をふるい入れ、まとまるまでカードやゴムベラでよく切り混ぜてまとめる
 →フードプロセッサーに材料を全て入れて切り混ぜると数十秒でまとまります

②アイスボックスクッキーとしてカットする場合(写真下)はラップに包んで棒状に伸ばし、包丁で切り分ける場合は(写真上)ラップに挟んで1cm厚さに伸ばしてから、約30分から1時間冷蔵庫で冷やす

③天板にオーブンシートを敷き、オーブンは180度に予熱し始め、生地は厚み1cmにそろえて切り分けたらシートに乗せて、好みで楊枝やフォークで表面に飾りの穴をあけ、予熱が終わるまで時間がある場合は再度冷蔵庫へ
 →焼成後はひとまわり大きくなるので、作りたい大きさよりも一回り小さく成形する

④予熱が終了したオーブンで、2~3口大のものは20分、ペチコートテイル形などひとまとめで焼く場合は25~30分焼成
 →焼きたては崩れやすいので無理に天板から写さない

⑤焼いたあとに切り分ける場合は粗熱が取れてから、丸は放射状に、長方形はバー状などに切り分ける


~成形~
 上の写真は長方形に切ったもので、下の写真は棒状に伸ばして冷やした後に包丁でカットして焼いたもの。

 ペチコートテイル形に成形したい場合は、タルト型で抜いて、縁はナイフ、穴模様は楊枝でつけます。
 上記分量で、直径12cm・高さ1cmの丸型に成形でき、シートに乗せて焼くか、タルト型に入れたまま焼けば縁が波型で立ち上がった焼き上がりになります。
 一人分ずつ丸く抜いたりスティック状に切り分けて焼いても可愛いので、お好みで。
 ただ型抜きについては、抜きやすい生地ではあるものの卵が入っていない生地であるため焼き上がりが広がってしまうので、そのままの形を出すことはできません。
 その上でもシンプルな丸や四角、波型で抜くと、それはそれで素朴な感じに焼きあがるので、色々試して自分の定番の形を見つけてみてください。
 とにかく厚みを1cmで焼くことが食感のポイントです。


~美味しく焼くために~
 下記ポイントは、プレーンのショートブレッドレシピ 参照。

 ・砂糖の種類
 ・生地がだれる場合
 ・整った形を出すコツ
 ・サクサクとした食感を出すには
 ・米粉を配合してあるレシピについて
 ・保存・賞味期限について

 バターは有塩・無塩お好みで。
 有塩がなく無塩バターを使う場合はひとつまみの塩を加えると、風味を引き立てて後引くおいしさ。


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