【入試問題の分析と次年度の対策】
・試験時間 120分
・解答方法 マーク式
・分量 6問
・難易度 例年並み(標準~発展)
設問Ⅰ:数学A 「円の性質」
設問Ⅱ:数学B 「数学的帰納法」
設問Ⅲ:数学Ⅱ「図形と方程式、微分・積分」
設問Ⅳ:数学A 「確率」
設問Ⅴ:数学Ⅱ「微分・積分」
設問Ⅵ:数学Ⅱ「図形と方程式」
・問題の特徴と対策
対策1「証明問題の強化」
今年度の問題の大きな特徴は、環境情報学部では2008年以来の証明問題が復活しました。
証明問題は、受験生の論理的な思考力を問うことができます。
小論文(総合2017、環境2017-4)を見ても、論理的思考力が重要視されていると予想されますで、次年度以降に備えて、対策するのが良いでしょう。
例)慶應大(総合2008-4、2006-3、環境2008-4、2005-4)など
対策2「過去問研究」
また、今回の問題では、過去問と似たような問題がいくつも出題されています。
設問2は総合2006-3で数学的帰納法の出題がありますし、設問6も環境2012-2で類似性の高い問題があります。
昨年の総合2016-6の問題も、総合2011-2で同テーマ「スイング」の問題があります。
徹底的な過去問研究も、対策方法の1つです。
・学習スケジュール(※総合政策学部と同内容)
(1)4~7月:基礎期間(解法インプット)
↓
(2)8月:問題演習期間①
↓
(3)9月~11月:実力養成期間
↓
(4)12月~1月:問題演習期間②
↓
(5)2月:入試本番
ロゴスIESの数学科では、上記の年間スケジュールでの学習を推奨しています。
(1)の基礎期間は、基礎問題の解法を理解し、インプットする期間です。この期間で、必修問題をいかに自分のものにできるかが重要です。
(2)の1回目の演習期間は、(1)でストックした解法を利用できるか確認し、秋以降の学習方針を固めるために演習を行います。
(3)の実力養成期は、(1)より発展的な準必修問題を通して、入試数学で必須解法を完成マスターすることが目的です。
(4)の問題演習期は、これまでの解法を入試問題で応用できるかを確認し、実践力を身に付けるための演習です。
(1)~(4)の具体的な教材、学習方法は別途、ご紹介できればと思っておりますので、お楽しみに。
ロゴスIES数学科
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