英雄の条件 | むすめの右フック

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英雄の条件英雄の条件 (2000)

【監督】ウィリアム・フリードキン
【出演】トミー・リー・ジョーンズ / サミュエル・L・ジャクソン / ガイ・ピアース / ブルース・グリーンウッド / ベン・キングスレー / ブレア・アンダーウッド / フィリップ・ベイカー・ホール / アン・アーチャー


★★★ [60点]「頑張るおっさん二人。」

イエメンのアメリカ大使館が暴徒に襲われちゃう。で、海兵隊が大使一家を救出に向かったんだけど、なんと、一般市民に向けて発砲し、大虐殺しちゃうってお話。で、発砲命令を出した大佐が法廷で裁かれるって映画。

これ、発砲命令出したのが、サミュエル・L・ジャクソン。うん、この時点で、有罪だなと思ってしまいますが、彼の弁護に立つのが、ベトナム戦争の戦友の大佐演じるトミー・リー・ジョーンズ。うん、さらに有罪確定だなと思ってしまいますね。とても有能な弁護士に見えない!はっはっはっ

戦場経験者とそうでない者とのズレと言いますか、溝と言いますか。そのアタリが、なかなか興味深かったですね。キレイ事じゃ、生きていけないんだよ!みたいなね。ただ、私の心には、あまり響かなかったかなぁ。そのアタリ、同じ軍事法廷モノでも『ア・フュー・グッドメン』ジャック・ニコルソン演じる大佐のセリフの方が、お前らに、戦場で戦う人間の何が分るんだ!ってね。私の平和ボケした頭にガツンと響きましたねぇ。



Posted by 獅子王 on 2011/05/01 with ぴあ映画生活