ア・フュー・グッドメン | むすめの右フック

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ア・フュー・グッドメン (1992)
原題:A FEW GOOD MEN
時間:137分
製作国:アメリカ
ジャンル:法廷サスペンス

【監督】ロブ・ライナー
【出演】トム・クルーズ / デミ・ムーア / ジャック・ニコルソン / ケビン・ベーコン / キーファー・サザーランド / ケヴィン・ポラック / ジェームズ・マーシャル / J・T・ウォルシュ / ウォルフガング・ボディソン / クリストファー・ゲスト / J・A・プレストン / マット・クレイヴン / キューバ・グッディング・Jr / ノア・ワイリー / ザンダー・バークレイ

「誇りには、誇りを持って闘うべし。」

キューバの米軍基地で、兵士が同僚2人に殺されちゃう。
で、その2人の兵士の弁護をするコトになるってお話なんですが

その事件の裏には、今では固く禁じられてるコードR
と呼ばれる暴力制裁の命令があったんじゃないのか?と
軍の司令官相手に戦いを挑むってお話です。

この映画は良く出来てますよねぇ。
理想に燃えるデミ・ムーア扮する女弁護士と
頭は切れるが現実主義なトム・クルーズ扮するやり手の弁護士と
あと、サポート役の…、うん、名前知らない!はっはっはっ。

ま、この3人の弁護チームのキャラ描き方が、本当、最高。


この映画の面白いトコロは、常に好条件の取引で示談し、
法廷で闘わずして点数を稼いでるエリート弁護士が、

今回もまた、終身刑のトコロを懲役2年。
しかも6カ月で仮釈放っていう好条件を引き出しちゃうんですが

二人の兵士が呑まない。何故か、呑まない。
で、法廷に一度も立ったことが無い、このエリート弁護士が
法廷に駆り出されるコトになるってトコロですね。


で、あとは、なんと言っても最大の見せ場である
ジャック・ニコルソン扮する大佐と法廷で対峙する場面ですね。

ここは、何度観ても引き込まれます。
一切の音もなく、シーンと静まり返った中での攻防は、
まるで、その法廷にいるかのような緊張感をを味あわせてくれますね。

ラスト、誰に敬礼すべきかを知ってるドーソン上等兵が、実に、あっぱれ!
そして、ケビン・ベーコンの角刈り、これも実に、あっぱれ!はっはっはっ