評決 | むすめの右フック

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評決 (1982)
原題:THE VERDICT
時間:129分
製作国:アメリカ
ジャンル:法廷サスペンス

【監督】シドニー・ルメット
【出演】ポール・ニューマン / シャーロット・ランプリング / ジェームズ・メイスン


「誰もが望んでない裁判。」

ダメダメ弁護士が、ちょっと頑張っちゃうお話。

ポール・ニューマンのダメダメっぷりが最高です。
この人はアレですね。何させても絵になりますね。
とくに、この映画では、ポール・ニューマンの魅力が溢れてます。

この映画は、間の取り方が絶妙ですね。
知らず知らずのうちに引き込まれちゃいます。
その間の取り方で、主人公の迷いが上手く表現されてる。

とくに印象に残るシーンは、
ポラロイドの写真の映像が徐々に浮き出てくるシーンですね。

そして、コレ系には欠かせない。
法廷での最後の弁論も、とても味があります。

これ、普通は、力強く訴えてですね。
ヒーローな弁護士にするトコロなんですが、

ポール・ニューマン演じる弁護士はと言いますと、
迷いながら、ゆっくりゆっくり語り始めます。

まるで、私にも、なにか正しいコトが出来るかも!?と
陪審員席に座る人たちの良心に訴えかけてるようです。