グッド・シェパード | むすめの右フック

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グッド・シェパードグッド・シェパード (2006)

【監督】ロバート・デ・ニーロ
【出演】ロバート・デ・ニーロ / マット・デイモン / アンジェリーナ・ジョリー / ウィリアム・ハート / エディ・レッドメイン / リー・ペイス / マルティナ・ゲデック / アレック・ボールドウィン


「ボーンのひいおじいちゃんカナ?」

CIA誕生の映画。
キューバのクーデター作戦が失敗したのは何故かってお話。

派手なアクションもなく、淡々してます。
で、さらに、時間も長いので、少々、疲れます。

あと、年代がコロコロ変わるのも、疲れる。
せめて、マット・デイモンが、老けメイクに力を入れてくれれば、
時代の変化が、もっと分かり易くなったと思うんだけどなぁ。

歳が変わっても、変化するのは眼鏡の度数くらいだから、
無茶苦茶、分かりにくい!はっはっはっ

ただ、リアルなCIAのお話は、とても興味深い。
「機関は国の目と耳だ、心になってはいけない。」
この台詞が、とても深く突き刺さるお話になってます。

で、このキューバのクーデター作戦の後
少なくとも8回は、カストロ暗殺計画を立てたみたいです。
で、中には、ヒゲがかゆくなる薬をつける作戦まで
うん、ここまで来たら、もう嫌がらせだ!はっはっはっ

で、当時の統合参謀本部議長は、
キューバがアメリカ本土を攻撃してアメリカ人を殺したようにみせかけ、
それを理由にアメリカが軍事行動に出たらどうでしょう!
と、真顔で提案したらしいです。

うん、「機関は国の目と耳だ、心になってはいけない。」ですね。

で、そうそう冒頭に出てくる1ドル札。
これ、ラストにも出てきますが、とても意味深だ。



Posted by 獅子王 on 2008/12/15 with ぴあ映画生活