L.A.コンフィデンシャル | むすめの右フック

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L.A.コンフィデンシャルL.A.コンフィデンシャル (1997)

【監督】カーティス・ハンソン
【出演】ケビン・スペイシー / ラッセル・クロウ / ガイ・ピアース / キム・ベイシンガー / ジェイムズ・クロムウェル / ダニー・デビート / デビッド・ストラターン / <ロン・リフキン / マット・マッコイ / ポール・ギルフォイル


★★★★ [80点]「あぶない刑事 in L.A.」

50年代のL.A.。悪の権力争いのせいで、治安の悪い街が、もっと悪くなっちゃう。で、それを捕まえる警察もヤリタイ放題。そんなヤリタイ放題の中でも、特にオレ流を通す3人の刑事。そのオレ流デカたちが、いかにオレ流を通せるかが面白い。

50年代の音楽や映画や車が出てきてノスタルジックな雰囲気ですが、ストーリーは、緻密でバイオレンス色が強い。このバランスが絶妙でしたね。なにより、このオレ流デカトリオが光ってましたよ。

ただ、光りすぎちゃってね。他の人達が「その他大勢」になっちゃって、もう誰が誰だか分からなくなっちゃったのが残念。ま、コレは、私の問題か。はっはっはっ。あと、女性とのカラみがねぇ。ちょっと情けないのが残念。あのアタリ、もっとハード・ボイルドにしてもらいたかったかな。

まぁ、でも、かなり楽しめる映画には違いない。
終盤、上司がガイ・ピアースに尋ねるアノ場面。上手い。




Posted by 獅子王 on 2009/04/14 with ぴあ映画生活