前ブログからの続き
私はゲイじゃない!
お好み焼きの夕食を済ませた。
私:Do you want to go to Disco?
ディスコ、行きたい?
ビル:OK! Let’s go if you want to go.
いいよ。君がいきたなら、行こう。
赤坂で、ディスコへ行ったことはない。ディスコは最盛期を迎えていた。(いつの時代の話??)ライブ演奏のある“無限”という有名なディスコへ行くことにした。
頑丈そうな重い扉から中に入った。店内には熱気が溢れ、音楽の振動が心地よく身体に伝わって来た。暗がりの中で、ミラーボールが様々な色を発している。
ドリンクを頼み、二人で音楽を聞きながら、みんなのダンスをしばらく見ていた。Earth,Wind & Fire のFantasy が流れており、ビルはリズムを取っている。私の好きなグループでもある。
http://www.youtube.com/watch?v=-koQFoMTciU
私:Oh, I like this music!
Do you want to dance?
この曲好きなんだ。踊る?
ビル:With you? Oh~. No Thank you!
君と? 遠慮するね。
あ~、そうか、アメリカで男同士で踊るってことは。。。
私:Don’t worry, I’m not Gay!
大丈夫。ゲイじゃないから。おっと、余計な事を言ってしまった。
ビル:I know that. Neither am I.
分かってるよ。僕も違うよ。
ちょっと気まずい雰囲気。。 この局面の打開策は、女性をナンパするしかない。大学生の時、ダンス・パーティーへ友達同士で行き、女性に踊って下さいと頭を下げて、お願いした記憶が過った。そうだ、これはナンパじゃない(どこが?)、ダンスをお願いするのだ。(勝手な理屈)
私:Bill, Let me find ladies!
女の子、見つけて来るからね。
ビル:Cute girls, please! 可愛い子、頼むよ。と言ってスマイル。
女性の二人組を見つけては、ダンス相手のお願いをするのであるが、結構骨が折れた。
“えー、私英語ダメなの~”とか、“連れがいるの”とか、言葉なく手の平を左右にふって敬遠されたり。。。
ひたすら“ダンスお願い回り”をし、相手をしてくれる女性を発見。すぐにビルを連れてきた。片方の女性は、ビルを見て気に入った様子。さっそく二人でダンス。
私の方はと言えば、相手の女性と少し話をし、2曲程踊っていた。スタイリスティクスのYou Make Me Feel Brand Newが流れ、チーク・タイムとなった時、“どうも、有難うネ”と言って彼女は席の方へ戻って行ってしまった。
ビルは楽しそうに、相手の女性と踊っている。
私は一人寂しく、残ったビールを飲みながら、ビルの戻りを待った。
ビル:ご機嫌で、What are you doing? Did you enjoy yourself?
どう? 楽しんだ?
私:まあ、ビルが楽しめたからいいかと、Yah! Do you want to go back to your hotel?
I’ll send you there.
楽しんだよ。ホテルに戻りたい?送って行くよ。
ビル:Thank you.
なが~い一日が終わりました。