健康的な生活習慣と死亡、再発リスク_ASCO

今日は、大切なお友達が受診してる日

朝からそわそわします

彼女は、私などおよびもつかない努力家

ダブルキャンサーで積極治療が出来ない現在、生活改善中

甘い物も控えてるし、クエン酸はじめ

良い生活習慣はなんでもチャレンジ

きっと良い結果でありますように

さて、ナッツも良いという記事で

やはり食事も大事だな～と再確認

イレウスには注意しつつ、美味しくオメガ3を摂ろうっと

http://ameblo.jp/lieber11/entry-12281017743.html

購入したクルミ・・袋がデカくて笑えます

酸化防止にガス充てんされたフレッシュパック

新鮮で美味しい

クレインクルミLHP 1kg

1,944円

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クルミ和えとか、真似してパンに入れるのも良いな

食物繊維とビタミンＢ1も多いし

冷蔵庫でオメガ3を守らないと

そして、カロリー高いから食べすぎも注意～

また、ご質問いただいた

アーモンドよりクルミですかについて

この研究では、どちらも良かった

・・・というかざっくりした観察研究で詳細はこれから

ただ、金魚が思うには含まれる脂質が違うので・・・

アーモンドの脂質は、不飽和脂肪酸のオレイン酸やリノール酸

クルミは、体内で作れない必須脂肪酸のオメガ３が特に豊富

となると、現代日本人は普通の生活でリノール酸多め

かつリノール酸の摂りすぎは体内で炎症を起こす物質が

がんに良いと言われた生アーモンドは、処理めんどう

（桃の種同様に生は毒性問題がある・・・）

などなど勘案するとクルミに軍配が

http://ameblo.jp/lieber11/entry-12272105666.html

そして、もう一つ紹介されていた

米国臨床腫瘍学会（ASCO）の見解

「良好な標準的がん治療は大腸がんによる死亡を大幅に低減させますが、この研究結果では、それに加えて患者が治療後にどのような食事をとり、どう生活するかで違いがでることを明確に示しています」

と、ASCO会長のDaniel F. Hayes医師（ASCOフェロー、米国内科学会名誉上級会員）

その研究は

ステージ3の大腸がん患者992人を登録した研究で、術後補助療法の期間中および終了後に健康的な生活を維持したと答えた患者は、あまり健康的な生活習慣ではなかったと答えた患者に比べ、死亡リスクが42%低く、再発リスクも低い傾向だったことが示された。

米国がん協会 (ACS) が2012年にを発表した『がんサバイバーのための栄養と身体活動の指針』

これには、当時はあまり根拠が無かったと今回認められています

2014年には、否定的な話もありました

全米癌研究学会(American Association for Cancer Research：AACR)

ガン発生のリスクは食事とほとんど関係無いというもの

師匠の記事が詳しいです

http://pancreatic.cocolog-nifty.com/oncle/2014/05/post-4536.html

それから3年・・・

「本研究で、生活習慣がACSの指針に一致している大腸がん患者が

無病生存期間および全生存期間が長いことが明らかになった。」

としているのは、注目したい

http://www.asco.org/about-asco/press-center/news-releases/healthy-lifestyle-after-colon-cancer-diagnosis-helps-patients

ACSの指針持ってる人も多いはず

「がん」になってからの食事と運動―米国対がん協会の最新ガイドライン

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研究の内容は以下のとおり

2種類の術後化学療法が大腸がんの再発および死亡に与える影響を調べる臨床試験の一環として生活習慣を2回評価したもの

がんサバイバー向けのACS指針への適合度合いにより

患者に0から6の点数をつけた

0点は健康的な生活習慣が全くみられない場合

6点は健康的な生活習慣がすべて実践されている

特に以下の推奨事項をもとに、個人を評価

健康な体重を維持する
定期的な身体活動を行う
全粒穀物、野菜、果物が豊富で、赤肉や加工肉が少ない食事をとる
アルコール摂取（女性は１ドリンク/日）

「1ドリンク」はアルコール約10〜15g

主な所見

中央値7年の追跡期間

健康的な生活習慣スコアが最も高い（5-6点）91人のサバイバーは、生活習慣スコアが最も低い（0-1点）262人のサバイバーよりも、死亡のリスクが42％低く、再発が少ない傾向にあった。アルコール摂取を評価に含めた場合、最も生活習慣スコアの高い（6-8点）162人のサバイバーは、最も点数の低い（0-2点）サバイバー187人と比べて、死亡リスクは51%、再発リスクが36％低かった。この関連は、特定の生活習慣要因によるものではなく、体重、定期的な身体活動および健康的な食事のすべてが重要であった。

研究者らは、多くのがんサバイバーが糖尿病や心臓病など慢性的な健康問題も抱えており、健康的な生活習慣は全般的な健康状態の改善につながると指摘する。そのうえで、本研究の新たな知見は、健康的な生活習慣が大腸がんに特有の転帰も改善する可能性を示していると強調した。

「ここで強調しておくべきことは、健康的な生活習慣だけで、大腸がんの生存率を大幅に改善してきた標準的化学療法などの治療の代替にはならないと著者らは示唆しているということです。むしろ大腸がん患者は、健康的な食事をし、定期的に運動をすることで、健康状態が良くなるだけでなく、再発リスクも下がる可能性があると希望を持つべきです」とHayes医師は話した。