DJ DUCT@APPLE STORE渋谷 | Listening is Believing

Listening is Believing

RUGBY Dinner No Side Club店主/リバイアスミュージック代表 竹内方和のプライヴェート日記


昨日のDJ DUCTのライブには感動した。
一瞬たりとも止まっていることはない溢れ出る躍動感、矢継ぎ早に繰り出されるボム、堂々たる佇まい。
ここ最近ではほんと一番、カッコ良かったと思う。

RUN-DMC "BEATS TO THE RHYME"、BLACK SHEEP "CHOICE IS YOURS"、ERIC B&RAKIM "JUICE" etc...時代を代表する往年のクラシックスが、ライブ中だけはDJ DUCTを表現する"単なる手段"に成り下がっていた。"KNOCKDOWN"、"CRAZY CRAWL"、"SNARL BEATS"などのアルバム"BINDWEED"からの楽曲達も、いつもの三倍増しぐらいのパワーとインパクト、うねりをもってAPPLE STOREを席巻していた。
昨日のDJ DUCTのライブには魂と気持ちがこもっていた。

"渋さ"というものは自ら意識して出すものではなく、無意識に滲み出るもの。それを無理して自発的に出そうとすると、それはどうしても"地味"という結果に終わってしまいがち。決して派手ではないものが"派手"に勝つには、"渋さ"が滲み出る日を目指して、常に日々精進。プラス、一つでも"派手"に勝るスペシャルな"何か"、例えばズバ抜けた外見や唯一無二の手法、前代未聞の話題性、異常な熱意に裏付けられた練習量などが必要。

「土臭いHIP HOP」という決して派手ではない音楽に魅せられたDJ DUCTというアーティストは、昨日唯一無二の手法と異常な練習量をもって、"派手"に勝るスペシャルなライブをしていたと思う。

最後にINDENとの"ZANZOH"がかかった時は、かなりグッときた。仙台のDJ KENCHY君も来てくれた。良いギグを見た後は気分が良い。6/30@広島から始まるリリースツアーも楽しみだ。

<昨日のジム果>
ベンチプレス:90kg 10回×3セット
アームカール:59kg 10回×3セット,45kg 5回×2セット
腹筋:50回×3セット
ランニング:3km