ボンソワール!アシシです。
※ボンソワールとはフランス語でこんばんわの意。
月曜日はナツノに連れられて、コートジボアール人のおうちにお邪魔させて頂きました(ナツノと知り合った経緯はこちら)。
事前のアポイントを取っておいてもらったので、今回もまた「突撃」ではないです。。いつかリアルの「突撃!隣の晩ご飯」をお届けしたいです。
お邪魔させて頂いたデジレさんのおうちは、エリア全体が高い壁に囲まれていて、警備員付きの正門ゲートを車で通り抜けないと辿り着けないところにありました。ナツノ曰く、まあまあセレブな家庭だそうです。
で、早速アフリカの家庭料理をご馳走になりました!
揚げバナナは現地ではアロコと言われていて、昔はお菓子として食されていたそうですが、最近はコートジボアール人の主食にまで格上げされたようです。
実際、ヨモケンは病み付きになったのか、やたらとこのアロコ(揚げバナナ)をお替りしていました。
鶏肉とキノコのスープはアフリカ独特のスパイスが絶妙な加減で効いていて、日本人にとっても食べ易い辛さでした。
アフリカに来て嬉しいのは主食の一つとして白米がテーブルに並ぶこと。
カレー風のスープとチリソースを白米に掛けると、これがまた絶品。ご飯をどんどんお替りできちゃいます。
日曜に行った村落での食事ではみんなスプーンやフォークは使わず、基本的に手(右手のみ)を使って食べてましたが、この家庭ではデジレさんもその奥さんも食器を使って食べてました。
デジレさんはコートジボアールで学校の先生(中学と高校)をやっていて、なんと先月日本政府に招待され、日本の学校教育の見学ツアーに行ってきたそうです!
ナツノと知り合ったのも、その見学旅行の事前手続きで日本大使館にデジレさんが来ていたのが切っ掛けだそうです。
コートジボアールで教師を何十年としている彼が語った、日本の学校教育に対する率直な感想は非常に興味深かったです。
まず小学校のげた箱に上履きが整然と並べられていること、そしてそのげた箱に鍵が掛かってなくても誰も盗まないことに感銘を受けたそうですw
あと、中学・高校の部活動の活発さと、市や県の大会など構造化された仕組みが存在することに驚いたそうです(コートジボアールでも部活動はあるそうですが、無償で部活動を取り仕切る教員がほとんどいないため、機能していないそうです)。
日本で生まれて、日本で当たり前のように育った僕らにとって、こういった視点は持ち得ないので、デジレさんの感想はどれも斬新かつ衝撃でした。
発展途上国と日本との教育制度を比較したところで、何か新しい議論が始まるわけでもありませんが、海外から日本という国がどう見られているかを知ることで、改めて日本の良さを認識できたような気がします。
ま、げた箱内に全く同じ上履きが、気持ち悪いくらいに整然と並べられている件については、裏を返せば日本の良くない部分を象徴しているのかもしれませんが・・・。
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