もうちょっとだける・フェア | るーちゃんのブログ

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はい。もうちょっとだけ続きます。

「そなたは、源氏の御曹司である」

自分が何者かを知らされた義経くん。
ちなみに、教えてくれたこの御方。本編中は名前を名乗ろうとするといつも
邪魔が入ってしまいましたが、源行家さんです。



義経くんには「頼朝」という兄がおり、源氏は近いうちに平家打倒を目指し兵を挙げると
聞かされた義経くん。ボクに兄ちゃんがいるの…!!

「見つけた!ボクの生きる価値!!」

兄、頼朝へ手紙を書きます。
「拝啓、兄ちゃん!!兄ちゃん大好き!」



一方の頼朝さんはというと…
伊豆でニート生活を送っておられました。



頼朝さんには、政子様という最愛の奥様がいらっしゃいます。
こんなラブレターも送ろうとしちゃいます。
「源氏物語って、昔の話じゃないと思うんだ。つまり、現在進行形さ。
だって俺は源氏。君は、誰より光ってる。そう光源氏さ。愛してる政子。君だけの源氏より。」

北条イェイ!!



まもなく、宴の準備ができまする。しばしお待ちあれ。
頼朝さんは、まだニート生活を続ける気なのでしょうか。。

さて。
そんなわけで鞍馬寺で自分が源氏の御曹司だと知った義経くんは
金売に連れられて奥州は平泉を尋ねます。

その頃。
京都。朝廷

平家につくべきか、つかざるべきかそれが問題だ
迷う貴族の方々。



そして、平家につこうとした九条公は源氏の御曹司(頼朝、義経)を摘もうと
金売に命じますが、海尊が刺客として送り込まれたために失敗するのです。

これが、舞台では、一番最初の海尊の回想に出てきました
五条大橋のシーンにございます。
「主君が白といえば白、黒と言えば黒。お供つかまつります。」



僕の中の源氏の血が騒ぐんだ!

こうして、武蔵坊弁慶も、義経くんの家来となるのです。
義経殺害に失敗し、簀巻きにされた海尊くん。



どうしてこんなことしたの?と聞かれた海尊くんはこう答えます。

生きたかったから

もともと寺を飛び出したのも、拙者が寺で終わるような人間だと思えなかったからです。
別に何かしたいことがあったわけではなかったけれど。何か、成し遂げられる気がして。
気がついたら博打して、借金がかさんで金売に奴隷みたいに使われて。
あんな生活死んだも同然です。何かやらなきゃいけないのに、何もできやしない。
生きてる価値なんてない。死んだも同然なら…いっそのこと。

しかし、刀を向けられた海尊くんは、義経くんに「何でもします!!」と命ごい。
結果、海尊くんも義経くんの「源氏再興」の夢を手伝いたい!と義経くんと一緒に
いる事を選ぶのでした。

さて。朝廷。九条公は更に悩み、そして源氏につくことを決めます。
梶原、そなたは頼朝に近づくがよい。
…かしこまりました。



そこへ通りかかった御白河法皇様。

天下の主は、ころころころころ変わりゆく。
この日ノ本の主は、朝廷であることには変わらぬのにな。
予は、この日ノ本をはやく落ち着いた国にしたい。
兼実公、力を貸してもらうぞ。



果たして、天下は誰の手に…。

わぁるいやつだな、九条兼実…。
さすがの江戸幕府チームもそんなご感想。



そして、義経くんを追いかけてきた
父親違いの弟能成くんと、何故か後ろで踊ってしまう
義経親衛隊の喜三太くんと八郎くん。



そして。

「頼朝が挙兵した」

義経くんにその一報が届くのです。