悲しいことが、たくさんたくさん胸に浮かんで、やりきれない。
いやだ。いやだ。
朝の私は一ばん醜い。
両方の脚が、くたくたに疲れて、そうして、もう、何もしたくない。
熟睡してないせいかしら。
朝は健康だなんて、あれは嘘。
朝は灰色。
いつもいつも同じ。
一ばん虚無だ。
朝の寝床の中で、私はいつも厭世的だ。
いやになる。
いろいろ醜い後悔ばっかり、いちどに、どっとかたまって胸をふさぎ、身悶えしちゃう。
朝は意地悪。
ーーー 太宰治 女生徒 より抜粋
好きな一節だなぁと思う。
七夕に似つかわしくない内容でごめんなさい 笑
七夕というのはだいたい毎年曇り空がセットなのであって、お決まりのように「天の川が見られなくて残念ですね」というご挨拶をしてましたが、今年はこの晴天。
しかも、関東は梅雨明けときたもんだから、ときめくような予定のない私でさえ胸が弾んでいるような、そうでもないような。
とにかく暑いのです。頭がボーッとしてきます。
スポーツドリンクをしっかり飲んで、この忙しい時を越えなくては。
週末はドタバタ。
そんな時に治りかけた靴ずれがぶり返す。
足も精一杯のはずなのに拍車がかかっちゃって、もう。
こんな時は移動中の活字で落ち着かせて、普段の自分を取り戻しましょうね。
今は唇を噛んでとにかく真面目にコツコツやっていくしかないのですから。
皆さま、良い七夕を！
