自家製豆腐に挑戦! | Lancashire スローライフ

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ずっと前から作ってみたいと思ってた豆腐、結構前に材料揃えてたのに、なんとなく大変そうだなぁ~とか思って重い腰がなかなかあがらなかったのです。

でも、ついに作ってみました。
私は、こちらのサイトと後はmixiのコミュなど参考にしました。



大豆は、普通のスーパーで購入できます。

そして、豆腐作りには、大豆とにがりが必要ですよね。
にがりはないのですが、海外在住者で豆腐作りしている人達は、にがりの代わりに塩化マグネシウムや硫酸マグネシウムを使っていると知り、Epsom Saltsと言う硫酸マグネシウムを購入しました。

イギリスでは、このEpsom Saltsは、Boots等のドラッグストアーで購入できます。
見た目は、岩塩みたいな結晶です。

  

実は、このEpsom Salts、色んな事に使える優れ物なんです。
バスソルトとして、筋肉痛の緩和やリラックスしたい時に。
フットバスに入れてもいいし。
捻挫した時や青あざができた時に腫れをひかせたり。
フェイススクラブや、角質除去、パックにも使えたり。
オイリーな髪の人や、髪の毛にハリをもたせてボリュームアップさせたり・・・

なので、豆腐作ってみて、もう面倒だから作らないなぁ~なんて思った時も他に使いみちあるし、200gでそんなに高い物でもなかったし(確か£1.20(180円位)位だったと)、見つけてすぐに購入してみました。

後は、豆腐の型の準備です。



テイクアウェイ(テイクアウト)でもらったタッパーに穴をあけて、蓋も縁を切って、穴あけて、簡易の豆腐型にしてみました。


まず、大豆(200g)を3倍の水に一晩漬けておきます。





一晩浸水したら、大豆もちゃんと膨らんでました。

  

水に漬けておいた大豆を漬け水ごと、ミキサーにかけてなめらかにします。
2回位に分けてミキサーにかけた方がいいようです。


大きな鍋に水を6カップ(1200cc)入れて、沸騰させ、そこに上記のミキサーかけた物を入れて、ミキサーの中も少量の水で洗いながら、一緒に加えます。



沸騰するまで焦がさないように混ぜながら、強火で煮ます。
沸騰させて、あふれる手前で火を消します。

鍋が落ち着いたら、弱火でかき混ぜながら8分位煮ます。
⇒この工程で、大豆臭さが消えて、豆腐の香りになってきます。

出来上がったら、ボウルとザルで漉して、おからと豆乳に分けます。
この時、熱いので火傷に注意して下さい。



ボウルの上にさらしやガーゼを敷いて、更にその上にザルを載せて漉すといっぺんにさらしでこして絞るより楽です。


少し冷めてから、ザルをよけて、さらしに溜まった分を絞ります。



その後、少しずつザルに残ったおからを絞っていきます。

これで、おからと豆乳ができました。



おからは、約350g、豆乳は1.5lほど出来上がりました。
豆乳、ちょっと味見してみたけど、甘~い。
そのまま飲みたいのを我慢して、今回は、豆腐作りに回しました

おからと分けた豆乳を再度、温めます。
この時にEpsom Salts小さじ1.5を大さじ2の水で溶かしておきます。
本当は7gなんですが、正確に量れる秤がなかったので、小さじにしてみました。



豆乳が70~75℃になったら、にがり(Epsom Salts)を加えます。
にがりは全体に回し入れて、そっと混ぜて、固まってくるのを15~30ほど待ちます。



うちは、温度計がないので、ドキドキしながら、こんなもんかな~?というところで、感でにがり加えてみました。
加えてすぐにこんな感じで分離し始めました。
温度が低すぎても分離しないし、高すぎてもよくないようなので、できれば、温度計を使うのがベストです。

豆乳が固まってきたら、さらしを敷いたザル又は、型に入れ、蓋を載せて、30分位重しをします。
ザルで作ればザル豆腐になります。

  


型から水が出てくるので、流しの水きりのところでやると便利です。
タッパーの蓋じゃ、ちょっと薄すぎて、平らに負荷をかけられなかったので、何度か水を入れたコップの位置を変えてみました。

型から出して、水にさらして、苦味を抜いたら出来上がり~。




30分位、水にさらして出来上がりです。
ネットで苦かった~なんてコメントをいくつか見てたので、私は、水を変えて、更に30分以上水にさらしました。
でも、あまり水に長くさらすと栄養分も流れてしまうようなので、苦くなければ、そんなに長く水にさらさなくてよさそうです。
次回は、この点も気にしながら、水にさらす時間も考えたいと思います。

どうですか~?
手作りの木綿豆腐です。
思ったほど、大変じゃなかったような・・・
1.5lの豆乳で300g位の木綿豆腐の出来上がりになりました。

豆腐のお味は、ちゃんと豆の味がして、冷ややっことかで食べたらすごく美味しくて、ボンにも好評でした。
まさか、イギリスで、こんな風に美味しい豆腐が食べられるとは・・・

豆腐は、80%以上が水なので、美味しい水を使えば、美味しい豆腐ができます。
今回は、どんなもんかと水道水(こちらの水はロンドンや南部よりは硬度低いのですが、それでも硬水と軟水の中間位の硬度があります)を使ったのですが、軟水の方が豆腐作りには向いてるようなので、次回は、ミネラルウォーター使って作ってみようと思ってます。

そして、できあがったおからも勿論、美味しく戴きました。
その話は、又、後日に・・・