アールグレイ＆レモンジン

又、新しい果実酒を作ってみました。
少し前にWaitroseと言うスーパーでヘストン・ブルメンタールのアールグレイ＆レモンジンというジンを見つけたんです。
昨年のクリスマスに食べたのが、そのヘストンのクリスマスプディングだったんですが、前にも書きましたが、この人は、天才！
不思議な物を作りだす化学者みたいな人なんです。

アールグレイティーにレモンは勿論合うし、ジンとレモンも合うし、これは美味しそうと思ったので、紅茶とジンが合うのかはだったけど、ヘストンが組み合わせてるって事は、きっと美味しいはず・・・と、私も真似てみました

どんな味になるかは、わからないので、とりあえず350mlのジンで漬けこんでみました。

1日経って、既に紅茶の色が移ってます。ちょっと味見してみたところ、紅茶の渋みが結構出てたので、お茶パックに入れたアールグレイの茶葉は、すぐに取りだしました。
茶葉は、ちょっと多かったかな？

2日目、レモンの皮を入れすぎたような気がして、気になったので、もう一度、味見。
やっぱり、苦い
・・・と言う事で、レモンの皮も2日目で取りだしました。

ジンなのですぐにでも飲めそうな感じですが、紅茶の渋みとレモンの皮の苦味がまろやかになるかなぁ～？なんて期待をこめて、もう少し熟成させてみたいと思います。
味は、又、後日報告します。

10月に作ったレモン酒は、ちょっと早いかなぁと思いながら、2ヶ月後のクリスマスディナーの後にママに出してみました。

ママの誕生日には、アプリコット酒を出したら、すごく気に入ってくれて、私の果実酒を又、飲みたい！って事だったので、新作のレモン酒を飲んでみました。
2ヶ月でも、さっぱり口当たりがよく、美味しくて、こちらも気に入ってくれました。
まだちょっと尖った感じだったので、3ヶ月くらい、置いた方が良かったけど、もう少し甘くても良かったかな？という感じでした。
その後、熟成させながら、ちょびちょび飲んでて、もうすぐなくなりそうなんですが、そろそろ果実を取りだそうかな？と言う事で、取りだしたレモンは、又、ジャム（マーマレード）にしてみました。

前回、グレープフルーツ酒に漬けこんだグレープフルーツでジャムを作ったんですが、なかなかお酒が抜けなかったから、迷ったけど、今回は、アールグレイ＆レモンジンで使った残り半分のフレッシュなレモンとその皮（今回ワックス無しだったので）も加えてみたら、レモンが少量だった事もあり、そんなに酒臭～いと言う事もなく、あっという間にできあがりました。
フレッシュなレモンと皮を加えたからか、さっぱりフレッシュな味で、美味しくできました。
こちらのマーマレードはお湯に入れて、柚子茶のようにレモン茶にしても美味しいし、そのままヨーグルトに入れても美味しいです。
でも、少量だったので、あっという間になくなっちゃいそう
このレモンマーマレード、又作りたいから、又、近々レモン酒作ろうかなぁ～

そして、もう一つ、11月に作り始めたパイナップル酒、ラムで漬けた方は、いい感じですが、ウォッカの方は、もう少し置きたいなぁ～と言う感じです。
パイナップルは、少し甘さの足りない部分と芯の部分を使った事もあって、もう少しパイナップルの香りが出ても良かったかなぁ？と。
やっぱり完熟パイナップル使うべきだったかな？

パイナップルは2ヶ月ほど漬けて、果実を取りだして、更に2ヶ月位置くとまろやかになって美味しい、なんて話も聞くし、色も悪くなってきたので、果実分は、取りだしました。

芯は捨てて、実の部分だけ、80℃のオーブンでゆっくり乾燥させて、ドライドパイナップルにしました。
上半分が、ウォッカに漬けた物、下半分、褐色になってるのが、ダークラムに漬けた物です。

1時間、乾燥させたところです

ひっくり返して、更に1時間乾燥させてみました。

味見しちゃって、写真撮るの忘れてました

2時間乾燥させたら、こんなに小さくなりました。
それでもまだ中は少し水分残ってるかな？程度です。
ラムの方は、ほんのりラムを感じ、パイナップルの甘みもジワッと出て、ちょっと大人のスナックと言った感じで、ちょこちょこつまんでしまいます。

出来たても美味しかったけど、次の日になった方が、更に美味しい気がします。
そして、何故か沢庵を食べてる感じになるのが不思議・・・
乾燥させたから、干した大根のような食感なんです
でも、中からジワ～ッとパイナップルの甘みが出て、結構美味しいです。
本当は、天日干しした方がもっと美味しいと思うけど、まだ外は寒いし、そんなにカンカン照りのお天気にはならないイギリス。
オーブンで乾燥、手軽にやるには、一番かも。