青春とはなんだ 布施明 若い明日 貴様と俺 | 昭和歌謡ブログ マンボウ 虹色歌模様

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青春とはなんだ 布施明 若い明日 貴様と俺

先日、日本テレビのドラマ「青春とはなんだ」第1話を見る機会がありました。

「青春とはなんだ」は、1965年(昭和40年)10月から約1年間、
日曜日午後8時に放送された青春学園ドラマの元祖的番組です。
「われら青春」や「飛び出せ!青春」、「おれは男だ!」などは、このドラマがあったから生まれたといっても良いかもしれません。

当時、毎週のように楽しみにしていた番組ですが、細かいところはすっかり忘れていました。
主役は夏木陽介、主題歌「若い明日」を歌ったのは布施明でした。

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若い日の 若い夢 青空に描いて
この胸に 満たされた力を信じよう
新しい明日は 僕たちの手で作るのさ
さわやかな白い雲 ひとみにうつして
くちびるに明るい歌 歌ってゆこうよ


若き日の布施明の、これまた溌剌とした若い歌声が良いですね。
歌の上手さは、当時から折り紙付き。

「若い明日」 布施明
http://www.youtube.com/watch?v=aM3xwpDEYfM&feature=related
作詞・岩谷時子 作曲・いずみたく


日曜夜、この主題歌を聴くと、心ウキウキしたものでした。
 

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ドラマは、アメリカ帰りの夏木陽介が、列車の中でヤクザに絡まれる高校生を助けるところから始まります。
この高校生が豊浦美子、矢野間啓冶、木村豊幸といった面々。
絡まれるキッカケとなったのが一緒にいた寺田農。


列車が目的の駅に着いて、駅前で1対多数のケンカとなるのですが、
夏木陽介の強いこと、あっと言う間にヤクザを伸してしまいます。

この時、やって来る警官が、ウルトラマンのイデ隊員や若大将映画でお馴染みの二瓶正也。
良い味出しています。



列車から降りた乗客と駅長が、夏木陽介を感心して見ていますが、
この二人が、東宝映画に欠かせない俳優の宮口精二と藤原釜足。
渋さの中にユーモアを感じます。

一晩、警察署で寝て、翌朝は新任の英語教師として地元高校へ登校する夏木陽介。
途中で会うのが、同僚となる美人先生の藤山陽子と生徒の岡田可愛や土田早苗たち。
まあ、この二人の可愛こと。


新任の全校挨拶では、夏木陽介は英語でスピーチをかまして、先生生徒の度肝を抜かすのですが、
スピーチの内容は先生たちの仇名付け。
仇名を付けられる先生たちが、校長・十朱久雄、教頭・山茶花究、加藤大介、藤木悠といった、これまた名優ぞろい。



いやー 1話だけなのが残念ですが、変にお涙頂戴もなく、楽しく見ることが出来ました。

ラグビーのシーンなどで流れる挿入歌は、布施明の「貴様と俺」です。
続く、「これが青春だ」「でっかい青春」でも使われています。
これも燃える歌です。映像は映画「これが青春だ」ですね。

空に燃えてるでっかい太陽
腕にかかえた貴様と俺だ
バネもきいてら血もわくさ
えいこらゴーゴーやっつけろ
ねんがら年中傷だらけ
泥んこ苦行は何のため
勝って帰らにゃ男じゃない

 

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