「草原の輝き」 ジャッキー吉川とブルー・コメッツ | 昭和歌謡ブログ マンボウ 虹色歌模様

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草原の輝き ジャッキー吉川とブルーコメッツ

草原つながりで、1968年(昭和43年)発売 ブルーコメッツの「草原の輝き」です。

アグネス・チャンにも、1973年に同名異曲がありますが、
アグネス版のは、歩いて丁度いい位の草原、ブルコメ版は、もっと広い草原が浮かんで来ます。

井上忠夫の曲の大きさもさることながら、当時売出し中の若手作曲家・筒美京平のアレンジが、更にそれを引き立てて格好いいのです。

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「草原の輝き」 ジャッキー吉川とブルー・コメッツ
作詞・橋本淳 作曲・井上忠夫

あなたのお家は 緑にぬれた
草原の草原の はるか彼方
風が走る朝 あなたの頬に
ひとしずくひとしずく 愛の目覚め

たった一度だけ あなたとめぐり逢い
つらい恋の思い出を 抱いて
ぼくは通り過ぎてゆく



紅白歌合戦に出場した時、自分たちの楽器に加えて、
バンドの音も合わせて、分厚い演奏でレコードのイメージに近いものでした。

井上大ちゃんのフルート回しがいかしています。


アメリカ映画にも「草原の輝き」があります。
こちらは、ウォーレン・ビーティとナタリー・ウッドが主演した1961年のエリア・カザン監督作品。
昔テレビで放映していたのをチラッと観たけど、どんな内容だったか、覚えていません。残念。

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ウォーレン・ビーティは、この映画がデビュー作。
その後、アメリカン・ニューシネマ「俺たちに明日はない」に出演しています。

「俺たちに明日はない」の主人公のボニーとクライドを、ウォーレン・ビーティとフェイ・ダナウエイが演じていますが、そのラストシーンは凄かった。

この二人は実在の人物をモデルにしていますが、1930年代に銀行強盗を重ねて追われる身となったボニーとクライドが、最後は警察によって、乗っている車ごと蜂の巣にされる様子がスローモーションで描かれ壮絶でした。

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ブルコメの「草原の輝き」に戻ると、ブルコメがGSらしい曲を提供していたのは、この「草原の輝き」あたりまで。
次の「さよならのあとで」からは、完全にムード歌謡路線になります。

「さよならのあとで」「雨の赤坂」「涙の糸」「海辺の石段」「それはキッスではじまった」・・・。
僕は歌謡曲ファンなので、この辺のブルコメの歌謡曲は実は好きだったりします。

 

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