『夜の柳ヶ瀬』 カサノヴァ7(セッテ)
『柳ヶ瀬ブルース』 美川憲一
土曜の夜、ちょっと変わった曲を。
『夜の柳ヶ瀬』 カサノヴァ7です。
「カサノヴァ7」と書いて、「カサノヴァ セッテ」と読みます
セッテとはイタリア語で7のこと
7人組のグループなんですね。
タイトルも、歌詞も、歌謡曲ド真ん中。
でも、アレンジも歌い方も、そして歌っているグループも、これは何だって感じです。
♪
夜の柳ヶ瀬 なじみの酒場
しのぶネオンの あどけなさ
恋にやぶれて 泣くんじゃないが
一人さまよう 柳ヶ瀬の夜
『夜の柳ヶ瀬』
作詞・作曲 柴田博
カサノヴァ7は、イタリア人男性と日本人女性2人のグループ。
うち1人が女優のキャシー中島。左の緑のTシャツの女性です。
ただ、録音時には参加していないとの情報もあります。ちょっと真偽不明ですね
実は一週間前に、キャシー中島の記事を書いたときに、キャシー中島がカサノヴァ7に在籍していたことを知り、この曲を思い出した次第です。
↓
『渚のチュチュ』 キャシー中島
『夜の柳ヶ瀬』は1969年発売。
決しておふざけで作ったレコードではなく、発売当時は演歌の将来性に幅広い可能性が持てたと評判になりました。
確かに、ラジオでは良く流れていました。
当時の平凡の付録では、「今月のベスト5」に入った月もあります。
柳ヶ瀬と言う地名は、美川憲一の『柳ヶ瀬ブルース』で知っていました。
『柳ヶ瀬ブルース』は、1966年のヒットです。
声がいいですね。聞き惚れます。
デビュー当時に、現在のようなキャラになると、誰が想像したでしょう。
〈関連記事〉
→その他の昭和歌謡の男性歌手
→その他の昭和歌謡のグループ