『サハリンの灯は消えず』 ザ・ジェノバ | 昭和歌謡ブログ マンボウ 虹色歌模様

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ザ・ジェノバ 『サハリンの灯は消えず

1968年(昭和43年)2月発売のGS曲です。

サハリンの灯は消えず』 ザ・ジェノバ

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この当時には、北国をテーマに曲が多くあります。
『霧の摩周湖』、『サロマ湖の空』、『北国の青い空』

その中でも、サハリンを舞台にした曲は非情に珍しいのではないでしょうか。
サハリンは日本名・樺太島。

戦前は日本人も暮らしていた。
この曲は、樺太からの引揚者の望郷の歌だという。

この曲が発売されたのが戦後23年経ったとき。
まだまだ、戦後は終わっていなかったのですね。

サハリンの灯は いまなお消えず
俺の心に 赤く燃える
なつかしき山 姿もかすみ
海峡の風 白凍る
北国の夏は 恋に似て みじかい命
くれなずむ浜辺フレップは 淋しく赤く
サハリンの灯を恋して咲いて
ふるさとに捨てた 俺を泣かす


作詞・若木香 作曲・北原じゅん


北原じゅんは川内康範の実兄で、『命くれない』、『兄弟仁義』などの演歌の作曲家。
この曲も演歌テイストが見えますね。
この『サハリンの灯は消えず』のヒットで、サハリンを舞台にした曲を他にも出しています。


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