羞恥心 vs 昭和の三人組 | 昭和歌謡ブログ マンボウ 虹色歌模様

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昨年の紅白歌合戦の視聴率No.1は羞恥心(つるの剛士・野久保直樹・上地雄輔)だったとのこと。

 

羞恥心

さすが、昨年の大ブレークトリオです。
これほどの人気者になるとは、紳助も想像しなかったでしょう。
元来が個人活動している3人が、 『クイズ!ヘキサゴン』でトリオを組んだトリオ。

振り返ってみて、(毎度のことで恐縮です)昭和におけるグループで、バラ活動の3人を集めてトリオと呼んでも、共演というのは意外と少ない。

橋幸夫、舟木一夫、西郷輝彦が御三家と呼ばれていた当時は、お互いの所属事務所の関係やらで3人での共演は難しかったようですし、本格的共演はG3Kになってからでは?



野口五郎、西城秀樹、郷ひろみの新御三家もしかり。3人それぞれ映画の主役をしても、共演はなし。


ナベプロ3人娘(中尾ミエ、伊東ゆかり、園まり)は、同じ渡辺プロということで映画での共演はあり。レコードはどうでしょうか?

中三トリオ(森昌子、桜田淳子、山口百恵)には、唯一の共演映画「初恋時代」がある。
ただ、この主題歌の3人でのレコード化はされていません。
昌子、淳子、百恵が1番、2番、3番でそれぞれソロパートがあり、勿論合唱もある。
テレビ番組(スタ誕?)で、3人でフルコーラスで披露したりしていた。
この3人はスタ誕で、お互いの物真似をしたりと共演場面は多かったので、その時は気が付かなかったが、結構貴重なシーンだったかも。

南沙織、天地真理、小柳ルミ子の三人娘は共演、レコードともない・・・と思う(不確か)。

美空ひばり、江利チエミ、雪村いずみの三人娘には、「ジャンケン娘」から始まって数本の共演映画があるのは、かなり例外的。

昭和50年代 スター誕生からそれぞれソロでデビューし、ヒット曲もあるアイドル3人が集まったグループが、黒木真由美、目黒ひとみ、石江理世の”GALギャル”。

黒木真由美 『好奇心
♪ こーきしん こーきしん ♪ではありません。
色黒の健康的な女の子でしたが、数年後に週刊プレイボーイでヌードになるとは誰が想像したでしょう。

目黒ひとみ 『スイートポテト42キロ
自分を芋に見た立てて、体重を天下に公知するとは、その大胆度♪ 伊代はまだ16だから ♪に匹敵。

石江理世 『目かくし
はっきりとは覚えていないけど、スレンダー美女系アイドルだった。

GALは、アイドル3人が集まったグループとして、かなり話題を集め、『薔薇とピストル』、『マグネット・ジョーに気をつけろ』などを発売したが、結局大爆発はなかった。

たのきんトリオ、「金八先生」以外は良く知りません。


悲愴感はあっという間に解散。
こうして見ても、見なくても、羞恥心の勢いは凄かったということか。

 

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