くじらの呼ぶ声 | 碧い空 碧い雲 カメラを持ったライトワーカー

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旅に出る3日前、神戸でのフォトブック展のお手伝いの合間に、
画廊の本棚の中からふと手にとった一冊の本に胸が高鳴った。
それはCoyote(コヨーテ)という雑誌。
2008年8月8日、写真家 星野道夫さんの命日に、
アラスカのシトカに彼のトーテムポールが建てられたことが伝えられている。

星野道夫さんの写真と文章、そして生き方を愛する人は、今も本当にたくさんいるだろう。
もちろん私もその一人だ。
でも、この情報はまったく知らずにいた。


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宿の窓から臨む太平洋~春霞に海と空の境界線もかすんで写る


旅から帰って、バックナンバーも含めて3冊、彼の記事が掲載されたCoyoteを注文。
昨日、そのうちの2冊が届いた。
彼に関するたくさんの記事に胸が熱くなる。

そういえば、友人が映画「地球交響曲(ガイアシンフォニー)」のDVDをプレゼントしてくれたのが
ちょうど一年ほど前…父が天国に旅立つほんの少し前というタイミング。
それはずっと見逃していた第三番~天国に旅立った星野さんと、彼を愛する人々の物語…
父が天国に旅立った後にそのDVDを見て、
彼の墓標のように繰り返し写される帽子が、
前の冬に父に選んであげた帽子と重なり、とてもとても切なかったのを覚えている。


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やわらかい朝の光を受けて輝く海~海も空もひとつに見える


そして今、一年前にシンクロするかのように、父の命日のほんの少し前にCoyoteを見つけ、
父の一年の法事の旅から帰って、この本が手元に届いた。
また、突然の従兄弟のすすめで法事のあとにホエールウォッチングに行ったことも、
偶然ではなかったような気がしてくる…


…そんな想いで、今日は久しぶりにガイアシンフォニー第三番のDVDを見た。
シトカに建てられた星野さんのトーテムポール、
そこに彫られた鯨さんにも、
逢いに行きたくなってしまった。


_ _ _ _ _ _ 雲・空写真
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