はじめまして | IN VINO VERITAS

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とあるヴァイオリン弾きの日々雑感

新しい弦を選ぶとき…

音色を重視するのはもちろんのこと、楽器との相性はいちばんの重要事項。

私の楽器はコンテンポラリー…つまり若いので、比較的強めの弦でも合わないことはないけれど。
オールドだと、相当気を遣うのでしょうね。

気候と財布が許すならば、そりゃガット弦がいちばんよいと思います。
できることなら、常にガットを張っていたい。

ですが、

嗚呼、ニッポンの夏!
そして私の懐…

それでも決して安い買い物ではないのですが、この時期は特に、合成コアのものにすることが多いです。

で、今まではたいていオブリガートにしていたのですが。

今回初めて…これにしました!



同じピラストロ社のナイロン弦。

鳴らすまではドキドキ…でしたが、楽器との相性はまずまず!
特にA線の馴染がとてもよく、全体的な音色も好みでした。

初めてなのでE線もセットで張りましたが、思ったよりパワーのあるE線で、キンキンした派手さはなく、裏返りもなく、いい感じ。
落ち着いてきてからのバランスによっては、御贔屓のヒルに戻すかもしれませんが。このままでもよさそうです。

というわけで…

今シーズンはブルーのしましま!

秋のオケ定期前にはまた考えますが、とりあえず、暫くはこれでいきます。

しましまフリークの旅は続く・・・

※しましまフリーク=ピラストロ派