大人の休日 ~ 鈴木康博&榊原大「真夏のラブソング」~ | IN VINO VERITAS

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とあるヴァイオリン弾きの日々雑感

世代…もあるのかもしれないけど。
大さんのお話、メルマガもライブ中のトークも、うんうんと大きく頷けるものばかり。


すとんと腑に落ちる気持ちよさと、人としてのあたたかさ。
時にニヤッとしたり、どひゃっと笑ったり、じーんと心に沁みる話もあったり…いろいろだけど、どれも皆すっと身体に入って、納得して溶けていく。


昨日の鈴木さんとのデュオは、そんなトークも織り交ぜながらの楽しいライブでした。




音楽の原点のお話、演奏するとき常に意識している歌心。
そして、本当にオフコースが大好きなんだなあ…という、全力の演奏。


バッキング、コーラス…そのすべてが、リスペクトと愛情に満ち溢れ、本当に嬉しそうで、楽しそうで…
そんな姿に、こちらも大興奮。
かっこいい大人の世界に、すっかり魅了されました。


大さんとは、今でこそ、いろいろお話させていただいたり、共演させていただいたりしていますが、G-CLEF時代から(正確に言うと、その少し前から)大ファンだった私にとっては、冗談でなく本当に、神のような人でした。
いわゆる「TVに出てる」憧れの人ですから。まったく、恐れ多い話です。


おそらくそれは、大さんが小学生の頃、オフコースに対して、鈴木さんに対して…抱いていた気持ちに近いのではないかと思います。

なので、ご一緒させていただくときの独特の緊張感とときめきに、相通ずるものがあるのではないかなあ…なんて思いながら、お二人の共演を、羨ましくも微笑ましく拝見していました。


トークは、説得力のあるいいお話満載。


昨日の鈴木さんのお話の中で、大さんが鈴木さんのラジオ番組にゲスト出演されたときのエピソードがありましたが。実は私も、数年前、同じことを思いました。
Symphonic Liveで初めてご一緒させていただいたときです。


礼節というか。
一仕事終えた後、すぐにお礼、感想などのご挨拶を送ってくださる。


まあ、社会人ですので、当たり前と言えば当たり前なのですが。
そういう、「きちんとした大人」であること。
それは、人間関係を築き上げるうえで、とても大事なことだと思うのです。


閑話休題!
鈴木康博さんと榊原大さん…という、素敵に歳を重ねた二人による大人のライブ。
次なるライブも計画中のようですが、本当に、たくさんの方たちにこの感動を味わってほしいので、ぜひぜひシリーズ化して、これからも続けていってほしいと思っています。


ヤスさん、大さん、素敵な時間をありがとうございました。