久しぶりに市内のピアノ専門店を訪れたのは、夏休み前。
2年間近くこちらとピアノのリース契約をしているのですが、そろそろ購入しようか...
と考えたからです。
店のロビー階には、ピアノの最高峰と言われるSteinway&Sonsのグランドピアノがずら~り!
値段を見てびっくりの私達。
この階には用はなさそうなので、足早に上の階へ。
試弾しながら、あれこれ悩むこと1時間半。
沢山ある中から、ようやく一台を見つけました。
Steinway&Sonsは、25年中古アップライトで6千ユーロの価格が付いており、またまた驚いた私達。
男性店主の話では、数年前まではSteinway&Sonsの顧客ナンバー1はアメリカ、ナンバー2は
日本だったようですが、最近は中国がナンバー1の座を得たそうです。
ドイツに音楽留学するアジア人の数も、年々増えているようですね。
ところで今回レンタル中のピアノを購入したのではなく、全く別のメーカーのを購入したのですが
有難いことに今までのレンタル分を差し引いた価格を提示してくれました。
前回レンタル契約を結んだ際に発生した、ピアノの輸送料(120ユーロ強)も今回はサービス。
一年目の調律は無料、その後は希望に応じ実費にて対応。
高い買い物なだけに契約の際には息子も含め、3人で頑張って値段交渉しました。(笑)
あれから6週間後の今日...
ピアノが我が家にやってきました。
これから必要なのが、部屋の湿度管理。
業者からの説明書に、調律を安定する為の注意書きがありました。
「ピアノを置いてある部屋の湿度は、46~65%に保つように。
湿度45%以下の場合、共鳴板等に大きな損傷を与えることになります。
修理には莫大な費用がかかります!」と。
冬場は特に乾燥する為、我が家でも加湿器は欠かせないのですが、今まで以上に
気をつけないといけません。
不精な私...まずはメトロノームの隣に、湿度計を置きましょう。