風花 | 極真静岡本通道場ブログ

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静岡市で一番元気な空手道場!

 シーンと静まり返った早朝、表に出ると肌に突き刺さるような強烈な寒さ。吐く息がとても白く、ゴジラの放射能光線みたいだ。こんな日は、腰が少し重く感じる。

 整調のつもりで散歩する。歩き方など特に意識するわけでもなく、肌で季節を感じながら身体の様子を訊く。少し絞らないといけないようだ。太った豚や飢えた狼よりも、パワー・スピード・スタミナのバランスが取れた猫科の動物が理想である。(性格は野良犬ですが)

 「空手の稽古は、暑いときは暑い場所で、寒いときは寒い場所で行う」、これは最高師範のお言葉だが、だからこそ心が鍛えられるという意味を含む。とは言うものの、本通道場は冷暖房もなく、今週は寒波の影響からかあまりにも寒い。雪国の人たちにお叱りを受けるかもしれないが、心が折れそうになる・・・。

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 水曜には、第2回目となるママさんクラスを行った。
 みなさんの真剣さに助けられ全力指導であったため、稽古中は不思議と寒くなかった。道場は指導者も含め、心と身体を磨く場所。オヤジ組の人たち同様、ママさん同士仲が良い。楽しみながら磨き合っていけたら良いと思う。

 稽古後、外を見ると風花が舞っていた。静岡には珍しく、気象庁が「雪」と発表。このような寒い中、朝から道場で稽古し、さらに夕方からは子供たちの元気に後押しされ、夜には一般部の熱い思いにつられ、また稽古。私はどこまで空手が好きなのだろう。
 好きな絵を描き、好きな歌を歌い、好きな空手をやる。ありのままの自分が一番だな。


 「真の強さは、厳しい環境から生まれる」