暗黒デブ期から44歳までの変貌はブログ1回目の記事で⇒http://ameblo.jp/kyokugenbiyou/day-20120219.html
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前回、激しい動きでも筋肉は疲労しますが、固定して動かさないポーズもコリの原因となるお話をさせていただきました。
この固定のポーズはお仕事の作業中でなくとも、日常生活において誰しもが起こる可能性があります。
それは【睡眠】です
通常は寝ている間に何回も寝返りをうちます。
この寝返りは、血行不良をやわらげコリを防ぐ役割もしています。
ところが、お子さんに添い寝していたり、ペットと一緒に寝ていたりして、寝返りがうちづらくなる体勢となることもあります。
また稀に、寝返りを全くうたずに直立不動の姿勢で寝ておられる方もいます。
そうすると、睡眠している間の何時間も、固定されたポーズで過ごしていることになるのです。
サロンに来られたお客さまのT様は、規則的な生活をなされ、お食事にも気をつけて、ご無理あるお仕事時間を過ごされているわけでもないのに、下半身のむくみと酷いコリに悩まされておられました。
カウンセリングでお話を聞けば聞くほど健康的な生活スタイルを送られているのに、この慢性化した酷いむくみとコリはなぜだろうと不思議に思いました。
そこで、フッとひらめいて『もしかして、寝相がすごくよろしいのではありませんか?』とおたずねしたところ、幼い頃からお母さまに『〇〇ちゃんは寝返り一つうたずに、まっすぐな姿勢でお昼寝しているねぇ。』と言われていたそうです。
そして現在も、朝起きた時の布団の整い具合から、エジプトのミイラのようにまっすぐな姿勢で寝ておられるとのこと。
『しっかり寝ているのに、朝起きるとカラダが辛いんです。』とおっしゃっていたのも、ごもっともです。
固定されたポーズで寝ているT様は、睡眠時間の分だけおカラダにコリを溜め続けていることになるのですから。
それが毎日、何十年も蓄積されてきたのかと思うと、カラダは悲鳴をあげさぞお辛かったと思います。
解決策として、ベッドではなく床に薄いマットを敷いて、抱き枕でおやすみになることをアドバイスさせていただきました。
すると翌朝お布団に乱れがあったので、どうやら睡眠中に寝返りをうたれたようで、いつもよりもおカラダが軽くなってお目覚めになったとのご報告がきました。
良い知らせに、ホッといたしました
ワタシたちのカラダは、激しい運動や重労働をしていなくとも、日々疲れを蓄積していっています。
その結果、歳を重ねるごとにカラダに様々なトラブルが出てくるのです
日本人はガマン強い方が多いので、痛みを感じた時はもうかなり症状が悪化しています。
だからこそ、日頃のボディケアをしっかりしておかないと、痛みを放置して高齢になった時には歩行困難や最悪寝たきりとまでなってしまうのです。
職場やご家庭でみなさんいろんな責任を抱えてらっしゃると思いますが、何より1番大切にしなければいけないのは、自分自身のカラダです。
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