僕が本当に伝えたいこと ~舞台 脱獄女子 千秋楽~ | 弁護士 河西邦剛のブログ

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舞台 脱獄女子 千秋楽

 

元所属芸能プロダクションに訴訟提起したアイドル2人が主演を務める舞台脱獄女子

 

 

朝日新聞始め各メディアから次々取材を受けYahoo!ニュースにもなった

 

 

今やTwitterで『脱獄女子』で検索すると、物凄い数の反響で溢れている

 

 

僕が主演の2人と初めて会ったのは1年位前

それから2人は訴訟を決意し、訴訟の準備に追われ、訴訟と同時に記者会見

 

 

『元アイドル訴訟提起』のニュースはテレビ、新聞、ネット全てのメディアを通じて一瞬で全国に広まった

 

 

訴訟を進めている中で僕から2人に舞台の話を持ち掛け、訴訟終了とともに、即、舞台の準備、そして初日

 

 

そして本日とうとう千秋楽

 

 

2人にとって怒涛のような1年だったのじゃないかと思います

 

 

 

 

僕は主演の2人とはもう1年の付き合いになりますが、2人は本当にいつも笑顔で僕にはほとんど辛そうな姿をみせませんでした

 

 

厳しく注意したときは『少し凹ませちゃったかな』と心配になることもありました

裁判、舞台を通じて心配がないというと嘘になりますが

2人はいつも笑顔でした

 

 

 

 

今回の舞台の中でオリジナル楽曲が3曲あるのですが、そのうちの1曲を主演の春野次なつが作詞をしています

 

 

なつはいつも元気で笑顔

脱獄女子の中でもムードメーカー

歌を歌うことが本当に大好きで

天真爛漫で明るい子

 

 

 

そんななつが作詞したのが劇中最後の曲である

 

 

The day

 

 

なつの本心が描かれたThe dayの歌詞を読んだとき

僕は正直、涙が止まらなかった

 

 

当時のグループメンバーみんなで活動内容を考えていることが本当に楽しかった

歌うことが本当に楽しかったなつの気持ち

 

 

それなのに契約で人前で歌うことができなくなった現実

その時の悲しみ、苦しみ、そして絶望

 

 

それでも過去を悔やむのではなく

誰かを恨むのではなく

同じ苦しみをもっている人たちに歌を届けたい

 

 

 

なつの本当の気持が描かれているThe day

 

 

 

2人は本当に裁判から今日までよく頑張ったと思う

だからこそ沢山の人に感動と勇気を届けたのだと思う

 

 

 

そして今回の舞台は主演の2人だけでなく、脱獄女子メンバー含め出演者、僕の親友でもあり同級生の遠山雄、脚本・演出の安本文哉監督、たくさんのスタッフ、そして何よりもご来場いただいたお客様の上に成り立っています

 

 
 

 

 

本日がコズミックラブ、脱獄女子のラストステージになります

 

舞台脱獄女子のみんなの想いが日本全国に届くことを願っています

是非脱獄女子のラストステージをご覧下さい

 

 

 

 

The day

作詞:春野次なつ

 

この前まであそこの

ボックス席座ってさ、

ごはんもそっちのけ

あーしよう、こーしよう

それは楽しくて

 

なのに今その近くの

カウンター席で、

音楽聴いてはジュースを片手に

ぼくは一体何をしてる?

 

いくらこれからのこと考えたって

ノートに書いたって

文字が滲んで見えて

la la la..歌っていたかった

この空の 光る星

見えなくなるまで

昨日は振り返らないでいたい

ずっと ずっと

 

この前までキラキラした

この街 憧れ

満ち溢れそうだ

あーしよう、こーしよう

それは楽しくて

 

なのに今みんな自分ばかり

あちこち歩いてみても

人とぶつかって

見向きもしない

この声 感じて

 

いくらこれからのこと考えたって

ノートに書いたって

文字が滲んで見えて

la la la..歌っていたかった

この空の 光る星

見えなくなるまで

昨日は振り返らないでいたい

ずっと ずっと

 

きっと悩まなさそうなあの子も

自問自答の日々繰り返し

 

常にぼくら人は

なにか既に満足しちゃってて

別にそれなりに生きていける

そうじゃなくて

 

あのころとは別の結末を

見れることができたのなら

輝く日々をきっと

無駄にしない