10月2日(火)
№8まで続いてしまった『本祭り報告』
も、とうとうラストとなりました
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夕随兵もクライマックス。
とうとう3号線までやってきました。
この3号線の水道町交差点が、警備での難所です
交通量がとっても多い、3号線と電車通りの交差点
片道3車線であるのに加えて、路面電車の線路まであり、
とっても広いこの交差点を、一度に500人が渡るのです。
さらに今年は一般勢子に子供達も入っています。
全力疾走してもらうとはいえ、限度があります。
しかし、
先駆けのIi村くん、隊長K田くん、G籐くんら、63スタッフの掛け声により
どうにか無事500名が渡りきり、スタッフの間にも少しだけ余裕が出てきました。
後は3号線をまっすぐ藤崎八旛宮へと向かうだけです
そんなちょっと余裕も出てきた3号線。
白川公園の脇を通り過ぎるとき、大きな横断幕を発見
(さらにどこにいてもすぐにわかる、お揃いのオレンジTシャツの軍団)
見たことのあるこの白地に赤線が入った布。
なんと、あの前夜祭で『陣幕』に使用した
とってもとっても思い出深い布地で出来ていました
夕随兵の途中、途中で、給水やごみ集めを頑張ってしてくれていた
63サポートスタッフの応援してくれる顔を見たら、
思わず私も張り詰めていた緊張感が切れて、涙が出てきてしまいました
『ありがとう~本当にありがとう~』
そんな言葉を発していたように思います。
『藤崎八旛宮参道に入ったら、63は先頭集団に行っておいで』
そんなやさしい言葉をたくさんの先輩方からいただきました
私の居た一般勢子隊の62の先輩方も
『後は、俺達が警備見るから大丈夫。
一番前に63みんなで行っておいで』
と、優しく送り出してくださいました。
藤崎宮参道に入ったら、これまで一緒に頑張ってきたみんなの顔に
会えました。
一緒にお祭りの隊列にいながら、それぞれの役割の為に
顔を合わせることのなかった63が集結しました。
実行委員長H田くんの口上も、マイクを通してではなく、生で聞こえる
距離でした。
ずっとずっと隼(馬)隊で頑張ってきてくれたM良君も見えました。
そして、常に先駆けで、孤独に最前列を守ってきてくれていたIi村君と
楽しそうに小躍りしているのが見えました。
普段はいっつも優しく温厚な顔をしているK田隊長なのに、
今日は朝からずっと険しい顔をしていました。
が、やっと本当の笑顔が見れました。
Ikuko嬢は今度は自分のため、63のために
天を仰いで踊っているようでした。
A子ぶもN子さんもFくちゃんも、いつのまにか上手になった
扇子を回し、これまでにないくらいジャンプしてました。
写真を撮るため、ずっと駆けずり回っていたH原君、
ずっとビデオを回していたSつ君。
参道に入ってもずっとみんなを撮り続けてくれました。
いつも目立たない位置に居て、大変な仕事を担っていてもあまり
知られることのない事務局長H田君の目にも少し涙が光ってる
ように見えました。
副実行委員長しろくま君は、相変わらずニコニコ(にやにや?)。
すっかり枯れた声で、楽しそうに口上を言っていました。
東京や福岡、長崎等々、県外から来てくれたたくさんの仲間が、
みんな楽しそうに踊っていました。
風雷神楽隊長Y崎先輩、青年江原会会長T木先輩が、
そんな63のメンバーを優しく暖かく見守ってくださっていました。
私達のゴールをお祝いするためか、これまで降らずにいた雨が、
参道に入った途端ポツポツと落ちてきました。
雨でびしょ濡れながら、
でも最高の笑顔で私達のゴールを迎えることができました。
たくさんの先輩方が、握手をしにきてくださいました。
とても大きくて温かい手でした。
『お疲れ様、頑張ったな。でもやってよかったろ?』
涙か雨かわからないグチャグチャの顔で、ただただうなずくだけでした。
何だかんだ言っても、上手に先輩に誘導されてきちゃったなぁ~
・・・そんな気分でした。
参道から振り出した雨はそのまま土砂降りとなり、白川公園にて解散式。
63スタッフ(サポートも警備もみんな)が前に並び、
H田実行委員長の挨拶で、参加者皆様に無事お祭りが終了したお礼を述べました。
そして、平成元年卒業の後輩に引継ぎ、H元実行委員長A司君の挨拶(決意表明?!)
こうして、無事
H19年度藤崎八旛宮秋季例大祭の随兵行列
の一日を終えることができました。
解散式の挨拶にも一緒に並ぶことができないまま、
他で作業してくれた同級生もたくさんいたことも追記しておきます。
サポート作業で移動中だった男の子達。
隼(馬)隊の作業で一緒に牧場に移動したM良君・K出君。
台車をトラックに載せるために雨の中、解体作業をしてくれたしろくま君
Ⅰ手君。
本当にご苦労様でした。そしてありがとう
( E.I )