私の「ドラマ張禧嬪(チャン・ヒビン)」最後の感想 | 気になる映画とドラマノート

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「ドラマ張禧嬪(チャン・ヒビン)」の人間劇としてのクライマックスは、100話中の95話にある、東平君の母である郡夫人(クンブイン)の死の場面だ。

 粛宗の叔父東平君は、勢力争いの巻き返し策として、オクチョン(後の張禧嬪(チャン・ヒビン))を強力に後押しする。

 しかし、張禧嬪(チャン・ヒビン)とその兄は、やがて東平君の制御がきかなくなるほそ、増長して、東平君はもてあまし始める。

 そいて、ついには、仁顕(イニョン)王后、ミン氏側の勢力の巻き返しに敗れて、死刑を宣告される。

 このとき、郡夫人(クンブイン)の母、郡夫人(クンブイン)は、息子東平君が権力闘争の中で、重臣になる様子をたのもしい気持ちとともに見守ってきたのだが、ついに息子が破滅の淵に立ってしまったことを知る。


 

この95話の場面の準備を、65話で行っている。なぜなら、東平君の妻であるパク氏は、65話で、まったく突然に登場するのである。設定は、地方のどこかで病気療養していて、帰って来たということになっている。しかし、これは、はじめからいればいいだけのことで、何もあこういう形で、登場することはない。つまり、95話のシーンを思いついた作者は、まず、先に65話で妻パク氏を登場させておいたのではないか、と私は推測している。

このパク氏を演じた女優は、「王と私」のチョソンの母親とよく似ていて、しばらく勘違いしていたが、この人は、パク・ユンソンという、太祖王建、龍の涙に出たことがあり、「女人天下」では仁順王后役の人だとわかった。実に品のあるたたずまいの女優だ。



クライマックスではなくて、このドラマにドライブ感がかかってくるのは、荘烈(チャンニョル)王后(粛宗の曾祖母)と張禧嬪(チャン・ヒビン)が対峙する場面だ。

韓国ドラマの最高の女優対決の場面だといっていいだろう。カン・プジャの老獪さと年寄りの気弱さのないまざった演技が見事だし、キム・ヘスの刺すようなまなざしが冴え渡った場面だ。


自分でかってに間違えておいてなんだが、「王と私」のチョソンの母親はこの女優さんですね。
ヤンジョンアさん。

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そしてこちらが、パク・ユンソンさん。ダウン

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それから、いま、観はじめている、同伊トンイと同じ人物が張禧嬪(チャン・ヒビン)にも出ています。「同伊トンイ」ではハン・ヒョジュが演じている、英祖の母を、こちらは、「善徳女王」「憎くてももう一度」のパクイェジンが演じています。


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