手と目の感度アップ 補講その2 練習方法パート1 | セラピスト道場 ~自分を癒し、人を応援する実力を鍛える~

セラピスト道場 ~自分を癒し、人を応援する実力を鍛える~

あなたが「ほんとうにほんとうに望んでいること」は何でしょう?
それは、あなたとこの世界にとって、最高の恵みです。
それを形にしていきましょう!

あなたの夢をかなえるヒーラー:渡辺高史です。

【はじめてのヒーリング講座】を受ける前に、是非練習しておいていただきたいことをご紹介します。

練習方法 その1

1)柔らかいクッションか、タオルや毛布を丸めたものを用意
2)それを両手でじかに触り、弾力を感じる
3)その手前の空間で、それと同じ感触を再現する(あたかもクッションが手の中にあるかのように妄想して、弾力感を作り出す)

3で、妄想のように、というのがポイントです。最初はこうやって思い込みで感触を作りましょう。(気感とはそういうものです)

クッションで慣れたら、身近にあるいろんなものを

1)じかに触る
2)触らないで、触っているかのように、手に持っているかのようにしてみる。

パントマイムみたいなものです。 雑巾でも、洗濯物でも、コップでも、自分の身体でも何でもいいでしょう。 特別な道具は要りませんし、いつでもどこでも隙間時間にできます。

しばらくの期間、遊んでみてください。

練習方法 その2

1)食事の時、あたたかいものや冷たいものを交互に感じる
2)感じ方 30センチくらい離れたところが手のひらや手の甲を近づけていって、温感や冷感を感じ始める距離を確認する
3)繰り返すうちに、最初より遠くから、温度変化に気づけるようになる


練習方法 その3

1)遠くにあるものを見る(壁など)
2)触ったらどんな感じがするだろうか?とリアルに想像する
3)実際に触る
4)想像と実際の微妙な違いを感じ分けてみる

これもいつでもどこでもできます。

普段触りなれているものでやるといいです。(例えば電車通勤の方なら、つり革や手すりなど)。何となく触って何となくこんな感じ・・・だと何にもならないので、リアルな想像を事前にして、実際の感触との「違い」を見つけるのがポイントです。

練習方法 その4


1)何かを手で持って移動させる
2)それを元に戻して、こんどは実際に手に持たず、あたかもそれを手にもって、移動させる動作をする(これもパントマイムみたいなものです)。
3)その時、重みや触り心地をリアルに妄想します。

妄想やパントマイムという説明を使うのは、イメージと言ってしまうとボンヤリした視覚イメージにしかならないことがあるためです。全身で感じます。

練習方法 その5

手の感度アップからは離れますが、気とは何か?気感とは何か?という上位概念を身体で理解して使いこなせるようになるための入門です。

5-1

1)部屋にあるものの、匂いを想像する(例えば右の壁)
2)実際にその匂いをかぐ
3)想像と実際の違いに気がつく(必ずしも一致しなくていい)
4)いろんなもので、1と2を繰り返して、想像した匂いと、実際の匂いができるだけ一致してくるように遊んでみる

5-2

舐められるものはなめて、味でもやってみる。想像する⇒舐める⇒差に気づく(これは料理や食事の時に、丁寧にやるといいと思います。)

5-3

同じように、叩いたらどんな音がするだろうか?と想像して、実際に叩いて、その違いに気がつ く


どの練習も差に気がつく、というところがポイントです。

全く同じように分かるようになることが目的ではなくて、差に気がつくことで、感知しようという「意識の感度」を高めるのが目的です。


実は手の感度も目の感度も、エネチェックも、実は「意識の感度」を触覚や視覚に置き換えているだけなのです(共感覚といいます)。意識の感度とは、微妙な差異に対する注意力のことです。

練習方法 その6

このようにして、日常生活でいつでもどこでもちょっと気にすればできるようなことを続けて、意識と五感による「微妙な差異に対する注意力」を高めます。

その上で、ヒーリングのやる前とやった後で、実物のほうが(気の球のほうではなくて!!!)変化したかどうか、その差を微細であっても見つけます。

チェックの感度を上げるとか、正確さをあげるというのは、手の中の気の球の変化と、実物の変化とを照合して「この感覚のときは、確かに変わっている」ということを自分で掴んでいくことです。(←最重要ポイント)

チェックポイントは自分で決めれば何でもいいのですが、 誰でも簡単にわかりやすいのは、

1)呼吸の深さ
2)肩の上げ下げや、腕の挙上
3)足踏みや歩いた時の歩幅の変化(軽くなる、広くなる)
4)表情や気分

などです。

それをヒーリングとの前後でかならず確認します。実物の変化の差がきちんと観察できないと、チェック能力を自信を持ってあげることは不可能です。これは抜きたま以前の課題、手や目の感度以前の課題です。

なので、この練習方法の前半では、実物をよくみる、触る、嗅ぐ、味わう、聴く、ということをするわけです。

これらの練習方法は、一連のものですので、気感をアップさせたい方は楽しく練習してみてください。分かるようになりますから面白いですよ。

でも分かると言っても、最初のうちは、なんとなくですし、思い込みかなあ?、みたいなところから始まります。

それで充分OKなので、気にせず思い込んでやってください。経験をつむうちに、実物と気の球の変化がどんどん一致するようになってきます。

中でも大事なのは、実物からのフィードバックをきちんと取ることですよ!(この記事の練習方法には、それが自然にできるように仕組んであります。)

渡辺高史

【技術伝授】手と目の感度アップ。 気をもっとリアルに触る。見る。