ファスティング日記、 初めての方はこちらからお読みください。

   低血圧さんのファスティング日記(プロローグ)

   低血圧さんのファスティング日記(準備食編)
 
   低血圧さんのファスティング日記(本番編)

   低血圧さんのファスティング日記(回復食編)


9日間のファスティングを経験しました。

体調は山あり谷ありでした。

体が軽い!爽快!!!なときもあれば、

「体は軽いけど、だるい~。クラクラする~」というときもありました。

そんなときに思い出したのが、10年くらい前に書かれたこの記事のこと。

ちょっと引用させていただくとこんな感じ。


生きることに伴うさまざまな経験は、私たちの細胞や組織に刻まれるが、とりわけ脂肪感情エネルギーをため込む「干渉帯」だ。

 例えば普段の人間関係の中で、感情的に傷つけられたり、非常なストレスを経験する。それを発散したり流したりできればいいが、そういった通り道がない場合、感情は自分の中にため込まれる。脂肪組織はとくにこの役割を請けおう。

 嫌な感情は脂肪組織の中にためておけば、とりあえず感じないで済む。言い換えれば、ネガティヴな感情の処理を先送りにできる。

 しかし、運動を始めて、ため込まれた脂肪が燃え始めると、ためられていたネガティヴな感情も「解凍」され始める。解凍された感情は私たちの意識に昇ってきて、突然、今の自分とはまったく関係のない怒りや苛立ち、あるいは無力感といった感情が湧いてきたりする。

 長く体を動かしたことのなかった人が運動を始めて経験するのが、この過去のネガティヴな感情の再燃だ。多くの人はそれを反射的に運動と結びつけてしまい、「運動なんて、もうやだ」ということになる。

 だから、運動を始めて続けるこつは、始めてすぐの期間に感じるつらさやさまざまな感情反応は、自分の中で、過去から長くため込んできた感情のゴミを燃やしているのだと気づくこと。流す汗の一滴一滴は、自分がため込んできた感情の毒素を流し出してくれているのだと思おう。

 運動をして軽くなるのは体だけではない。私たちのオーラの感情体のゴミも燃やされ、すっきりとするのだ。

 そしてオーラが軽くなれば、そこに新しいエネルギーが流れ込むスペースが生まれる。つねに新しいエネルギーを取り入れ、流し続けること。それが自分の心と体を生き生きと保つ秘訣。




ざっくりいうとね、こんな感じ

脂肪にはネガティブ感情やその時に吐きだせなかった感情がたくさん蓄積されていて、

運動によって脂肪が燃焼されるとき、それが解凍されて、再燃するんだって。

だから、わけもなく急につらさを感じたり、いらだったりするらしい。                                  でも、どうしてそうなるかわからないからそのつらさ=運動がつらい思って、             運動を途中でやめてしまうケースが多い・・・・・・・という話。



この話を9年くらい前に読んだとき、「ふ~ん。そうなのか~」くらいしか思わなかったけど、
今回、ファスティングをやってみて、

「これ、確かにあるかも」

と思った。

ファスティングは運動はしないけど、「食べないことで」脂肪を燃やしているよね。

私、体重計の体脂肪測定では2~3キロは脂肪がなくなっている計算なんだけど、

なんだか、この期間、暇だったせいもあるけど、ちょっと昔のこと思い出したり、
内観したりしてた。


思い出しては、眠って・・・・・・・ふと、思い出しては、ぼーっとして・・・・・・・・

の繰り返し。

中には、「あれ?なんでこんなこと思い出すの?」みたいなこともあった。

もちろん、イラっとくることも。。。。。。

そんなにいっぱいではないけどね。

ひょっとして、これは、脂肪燃焼とともに、過去に脂肪と共に蓄積された感情だったのかもしれないな~と。(個人差があるので、すべての人にあてはまるわけではありません。)


運動にしても、ファスティングにしても、

始めるには勢いがいるし、継続させるにも、根気がいる。

だけど、脂肪の構成要素にこんなからくりがあったとしたら、

「運動や食べないダイエットがつらい理由」

がこういうところにもあるのか・・・・・・・・と、新しい視点でとらえられるよね。


ファスティング経験者が

「心も体もデトックスできた。生まれ変わったみたい。」
というのは、
体が軽くなったのもそうだけど、脂肪燃焼によって、感情のデトックスもできたからなのかもね。



追記

この「疲れて眠くなる」という反応は、私の体感的には断捨離=部屋の大掃除をしているときととても似ていました・・・・・・

大掃除、特に「モノを捨てること」って本当に疲れます。。。。。。。

それは、「今まで自分の身近にあって、ほんのちょっとでも自分がエネルギーを注いでいたものを断ち切る」作業をしているから。


たとえ、まったく使われないものであっても、家の中にあれば、そこには自分のエネルギーが注がれていますから・・・・・・

(だから、物が多すぎるのは、「気持ちが散漫になるのですよ。」(自戒を込めて言ってます・・・笑))

やっぱりね、このファスティングは、体のデトックスと同時に、心のデトックスでもあったなぁと感じる今日この頃・・・・・・・・・