著者の美月さんは元国際線キャビンアテンダントで、現在は人材育成コンサルタントとして活躍されている方。
この本はそんな美月さんのキャビンアテンダント時代に接したファーストクラスに乗られている方の特徴を、習慣、話し方・聞き方、見た目、発想に分けて紹介。
「成功したければ、成功した人に学びなさい。」と言います。
ファーストクラスに乗る方というのは、飛行機の総座席数の3%だそうです。しかも日本国内の富裕層と呼ばれている人も人口の2~3%とのこと(この本の副題に書かれている「3%のビジネスエリートが実践していること」の3%はそういう意味です)。
そんなファーストクラスに定期的に乗られる方(主に創業社長が多いそうです)から、その特徴を学んで、自分も成功しようというのがこの本の趣旨。
個人的には、メモの習慣のところに注目。この本を読むまではメモはとったり、とらなかったりだったのですが、この本を読んでからは必ずメモ帳かiPhoneをポケットに入れておいて、いつでもメモできる体制を作るようになりました。
あとはこれをきちんと整理・活用できるところまで、自然ときるようになりたいなぁと思います。(自分の場合、どうしてもやったらやりっぱなし、メモを書いてもそのままで読み返さないということがあるので注意が必要)
ちなみに成田-ニューヨーク便の飛行機の往復料金が、エコノミーは(割引が効くと)10万円に対して、ファーストクラスは割引がなく200万円するそうです。(車1台買えるんですよね~)
では、ファーストクラスに乗ったから早く着くのかといえば、当然そんなことはなく、あくまで快適な空間が得られるというだけ。それだけのために200万円ものお金を出せる人、また出してもそこで過ごしたいという心がなぜ持てるのか? 自分も実際にファーストクラスに乗れるようになりたい! とつくづく思いました。
ファーストクラスに乗る人のシンプルな習慣