おはようございます。あゆみです^^*
今日は睦月の二日、
お月さまは「二日月(ふつかづき)」の日です
昨夜の記事からの続きで、
二十四節気(にじゅうしせっき)と
七十二候(しちじゅうにこう)について書いてみます。
二十四節気は、古代中国でつくられたものであり、
太陽の動き(黄道)を元に
一年を二十四等分した季節の「節目」です。
一年(黄道)を、夏至と冬至で二等分にし、
↓
そのあいだを、春分と秋分で四等分にし、
↓
さらにそのあいだを、立春、立夏、立秋、立冬で
二等分にして「八節」となる。
↓
一節が45日となり、それを15日ずつ三等分したものが
「二十四節気(にじゅうしせっき)」。
↓
さらに5日ずつ三等分にして時候をあらわしたものが
「七十二候(しちじゅうにこう)」。
*コチラのサイトを参考にさせて頂いています。
ありがとうございます!
四季の始まりの二十四節気は、
立春(りっしゅん)。
(グレゴリオ暦で2月4日でしたね。)
立春から次の「雨水(うすい)」の間の15日間が、
七十二候の三候に分かれており、
第一候「東風解凍(はるかぜこおりをとく)」が
昨日(2/8)で終わり、
今日(2/9(火))から
第二候「黄鴬睍睆(うぐいすなく)」が始まります。
山里でうぐいすが鳴き始めることからこの名が付いており、
春の訪れを知らせるうぐいすは、
「春告鳥(はるつげどり)」とも呼ばれています。
第三候は、2/14(日)から
「魚上氷(うおこおりをいずる)」が始まります。
水の温度が上がってきて、
割れた氷のあいだから、魚が飛び跳ねる頃。
春先の氷を「薄氷」と呼びます。
そして、3/5(土)からは、
二十四節気・二節目の「雨水(うすい)」と、
その第一候「土脉潤起(つちのしょううるおいおこる)」が
始まります^^*
季節を感じさせてくれる素敵な言霊が多いので、
ことしは、二十四節気や七十二候についても、
折にふれてご紹介したいと思います
自然と一体となって(溶け合って)暮らしていた昔の人々は、
お日さまの陽ざしの量や、風の香り、
空の色合いや、雲の形や動き、
鳥や虫の鳴き声、草花の姿などから、
四季の「兆し」や「気配」に敏感に気づいたり、
季節の「名残」を味わったりしていたのですよね(*v.v)。
「トキの節目」を表す言葉を聴いたり読んだりするだけでも、
季節の「訪れの兆し」や、繊細な季節のうつろいを
感じさせてもらえますね(*^-^*)
*画像は、和暦手帳「和暦日々是好日」 (LUNA WORKS)より
「和暦の手帳」や「月のこよみ」を見ているときは、
じかんが、いつもより、
ゆっくりと流れているように感じられます。
とても優雅なひととき。
自然と一体となって溶け合っていた
遥か古代の“記憶と体感”が
呼び覚まされる感じがしています(^-^*)
ふわ~っとこころをゆるめて、
からだの筋もすーーーっと伸ばして、
お茶をのみながら、風を感じたり、
お月さまを眺めてみませんか。
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