KOTAKEの森からTOHOKUの空へ。

KOTAKEの森からTOHOKUの空へ。

けっして忘れないという想いとともに。


    お問合せ先:overture2012kt@yahoo.co.jp

Amebaでブログを始めよう!

明日で東日本大震災から二年になります。



もう2年?

まだ2年?



大切な方を亡くされた方にとっては、会いたくて会いたくてたまらない。
でも会えない切なくて苦しい時間は長く感じられるのに、まだ2年しか
経っていないのだと感じられる方もいらっしゃるでしょう。


いまだ仮設や避難先での生活を余儀なくされていらっしゃる方に
とっては、もう2年も経つのに、どうなっているんだろう、どうなって
行くんだろうと不安に思われている方もいらっしゃると思います。



そして、たまたま被災する場所に居合わせずに済んだ私達は。


「もう2年経ってしまうけれど、まだまだ忘れる事なく
できることを続けていきたい」


そう思います。



明日は所用があり更新できそうにないので1日早いですが今日の更新で。




あの日、犠牲となられた多くの方々のご冥福をお祈りすると共に、ご遺族の皆様へ、
心よりお悔やみ申し上げます。



そして。
悲しみに包まれた日ではあるけれど。
あの日、生まれてきた子達へ。
お誕生日おめでとう。

大変な状況の中で、この世にやってきてくれた
あなた達の存在は、まわりの人達にとって
希望と勇気がわく存在であったに違いないでしょう。
あなた達が迎えていく誕生日が、これから一年ごとに
たくさんの人の笑顔の花が咲く日でありますように。



「TOHOKUの空へ」

子供達の歌声は、こちらのyoutubeにて視聴いただけます。





また、合唱用のピアノ譜もございますので、歌ってみたいという方がいらっしゃいましたら

overture2012kt@yahoo.co.jp

まで、メールにて、お問合せください。
久しぶりのブログアップになります。

水面下で、いろいろ模索はしていたものの具体的な動きにならないまま、
あっという間に夏を迎えてしまいましたが、プロジェクトのメンバーが
CDの音源をYouTubeにアップしてくれました。

画像はCDジャケット。
このジャケットも、プロジェクトに関わってくださった図工教諭の方が
被災地への子供達への想いをこめて描いて下さったものです。






CDを欲しいとおっしゃって下さる、被災地からのお問合せは、引き続き
受け付けていきますが、動画サイトにUPすることで、少しでも多くの
今なお、頑張っている子供達、大人の方へも、寄り添いたいと願いを込めた
子供達の想いが、歌声にのって届いてくれますようにと願ってやみません。





今日は広島に原子爆弾が投下されて67年目。

朝の広島での記念式典の中継をTVで見ていました。
式典には、原子爆弾と、原発事故という形は違えど、同じ「被曝」という
重い重い現実を負わされる事になってしまった福島県の方も多数、参列されていたとの事。

広島市長、そして小学生二人の平和宣言が読み上げられました。
そのどちらにも、戦争、原爆の悲劇を繰り返してはならないという事と共に、
福島原発事故で、故郷を追われ、目に見えない放射能汚染との戦いを余儀なく
されている方達への思いが、真摯な言葉で語られていました。

続いての、野田総理の言葉。

これは、あくまで私の個人的な感想ではありますが、前者に比べて
なんと薄っぺらく感じられたことか。

形式的なコメントが並べられていましたが、本当に総理自身が日本という国の
トップとしての自覚と責任感をもっているのだとしたら、もっと語られるべき
言葉があったように思います。

日本は確かに世界で唯一の原爆投下による被爆国です。
同時に、とても残念でならない事ですが、今現在、地球の大気を、海を
放射性物質によって汚染し続けている国でもあります。

大地震や津波といった自然災害は避けられない事だったとはいえ、
事故を起こせば、取り返しのつかない事になる原子力発電所を
最大限の防災意識のないまま、この地震大国で動かしていた事に対する、
自覚と反省を、もっと迅速な対応でもって、行動として見せていかないと、
被害者面だけしている国として、世界から見下されるだけでしょう。

絆、絆と綺麗事だけ並べ立てる前に、命を守り、安心して暮らしていけるための
本当の意味での被災者への救済が一日も早く為されるような、まっとうな国として
当たり前に機能するために。
せめて、あの場で直に耳にした平和宣言が、野田総理の心にまで届いていますように。

あまり時間的な余裕がない中でのお知らせになってしまって

申し訳ないのですが・・・。


「KOTAKEの森からTOHOKUの空へ」プロジェクトが

ラジオ福島 」さんで、ご紹介いただける事になりました。


明日、3月23日(金) 17時20分頃

局の公式HP番組表で確認すると、「夕焼けHappy! 復興情報ファイル

という番組内での放送になるのだと思います。


口から心臓が飛び出る・・・というのを、心臓から口が飛び出そうと

家人に言い間違ってしまうほど緊張していたのですが(苦笑)

パーソナリティーの女性(佐々木瞳さん)が、電話ごしでも、

とても、たおやかな感じの素敵な方だったので、ドキドキしつつも、

和やかにインタビューに回答させていただけました。


当地も東京ですので、ラジオでは直接、福島の放送は聴けないのですが

「radiko.jp復興支援プロジェクト」というサイト → リンク先こちら

の中の「rfcラジオ福島」をクリックしていただければ、インターネット上で

放送を全国で視聴できるそうです。

とりあえず明日の放送では、私のインタビューのみ。

「TOHOKUの空へ」の楽曲の放送は、後日また佐々木瞳さんの番組内で

流してくださる予定だそうです(現時点では、放送日等は未定)


放送時間の関係で、編集されることもあるそうですが、そうしてくださった方が、

ドギマギしてるカ所はカットしていただけていいかもあせる



インタビューでは、こちらのブログと問い合わせ先のメールアドレスも

紹介させていただきました。


いきなり、放送で流していただけたら嬉しいですという手紙と

CDを送りつけさせていただいたのに、快く向き合っていただいた

ラジオ福島の皆様、佐々木瞳さんに、心から感謝いたします。

「TOHOKUの空へ」のCDは、被災地の子供へ届けたいとの思いから

CD化へと動き出しました。


子供・・・ということで、小学校向けに贈れればと思っていたのですが、

いきなり送りつけられることも、負担になることもあると思うので、

欲しいという小学校、中学校。

また高校でも、望まれる被災地の団体等がありましたら、ご連絡

頂けましたら、プレゼントさせていただきます。


・・・・ということで。


そのためのアクセス機関になればいうのもあって立ち上げたブログ

なのですが。


このアメーバブログ。

メッセージ送信システムがあるので、すっかり安心していたら、どうやら

同じアメーバメンバー同士でないと、メッセージの送信ができないと

いうことに、今頃気がつきました・・・。


すみません。


アメーバからのメッセージでも、もちろんお問い合わせ受け付けてますが、

こちらのアドレスからでも、お問い合わせ可能です。



overture2012kt@yahoo.co.jp



また、コメント欄で、質問等も受け付けておりますので、どうぞ

お気軽にお問合せ下さい。



被災地以外への対応は、現在、思考中です。


一枚500円にて、お買い上げいただき、その売り上げを

被災地への寄付という形で、役立たせていただく事になるかも

しれません。



また、この曲を歌いたい!と、おっしゃって下さる方が、いらっしゃいましたら

データ送付になりますが、楽譜は、送らせて頂くことも可能ですので、

こちらも、ご気軽にお問合せどうぞ。

11日のテレビは、各局ほぼ一日、震災から一年を迎えての、

特集番組でしたね。


私は、日曜でしたが仕事でしたので、ほとんどTVは観ることなく

あの日を終えたのですが、津波の様子や、当日の映像が流れる

場面も、多かったとのことで、あの日の出来事を再び、心に刻むという

意味で、必要であると判断された映像かもしれないけれど、実際に目の前で

体験したり、それで大切な人を亡くされた方にとっては、辛い映像だった

のではないかと思います。


新聞やテレビ、ラジオなどだけでなく、3月11日は、たくさんのブログでも

震災についての記事があげられていました。


そんな中で。


いつも、更新を楽しみにしているブログで、はっとさせられた事がありました。


そのブログを書かれてる方(Aさん)は茨城県在住なのですが、私も以前から

親しくさせていただいていて、震災直後も、ここ東京よりも、かなり揺れも

大きく、また事故が起こった原発にも、より近い事もあり、友人の一人と

して、とても心配だったこと。

その時のことを忘れていたわけではなく、いまだに揺れる頻度が多く、

地震情報が出るたびに、Aさんのお宅の震度を確認するのが当たり前に

なっているにも関わらず。


千葉・茨城で「がんばろう!ちばらぎ」という、ポスターが

貼られていることを知りませんでした。


今でも、道路が波打ったままになっている場所も多い事も、

潮来市では、いまだライフラインの復旧さえ、ままならないで

いる事も、なにも知りませんでした。


Aさんは、穏やかな方なので、けっして強く訴えてはいらっしゃいません。

自分の住む茨城県が大好きで、その同じ茨城に住む方、千葉や、それ

以外の地域にも、被災した方がいることを、ほんの少しでも思い出して

もらえたらと、実際に被害の大きかった場所を見てきたAさんにとって、

それは、きっと、被災された方と同じような痛みなのだと思います。


報道されないから、知らない。


でも、たしかに震災直後、東北以外でも被害が出た場所の事は

報道されていたのだから、その後、東北の事にばかり、気を取られ、

私自身が気にかけてこなかった結果だと思います。


そういえば、昨日は長野で大きな発震があって一年でしたが、

そのことでさえ、当時は、ああ、今度は長野でも・・・と心が痛んだ

はずだったのに、報道されるまで、思い出せないでいたんです。


被災した、すべての方々が、今も同じように頑張っているんだと

いうことを、改めて、胸に刻みたいと思います。

あした3月11日。

震災の日から、一年の日。


たくさんの方々に、それぞれの想いがあると思います。


犠牲となってしまわれた方への鎮魂の祈りをこめて。

これまでも、そして今、この瞬間も。

懸命に頑張っていらっしゃる、すべての方への想いをこめて。


言葉の代わりに、「TOHOKUの空へ」の歌詞を、おくらせて頂きたいと思います。


KOTAKEの森からTOHOKUの空へ。 KOTAKEの森からTOHOKUの空へ。



        TOHOKUの空へ

 

遠く 離れて          空を見上げている

この自分が小さくて      もどかしいけれど

どの町にも なにげない   幸せの光が

あふれていたことを      心に抱いて

この場所から 遠くへ     歌を歌おう

風になって 雲をこえて    蒼空まで届くように


数え切れない悲しみに    何が言えるだろう

まだ自分の言葉が      見つからないけれど

涙のあと がんばって     笑顔を見せる

あなたの勇気を        忘れない

この場所から 遠くへ     歌を歌おう

風になって 雲をこえて    蒼空まで届くように


一人ぼっちにならないで    一人ぼっちにしないから

遠くを心に想うこと       ずっとずっと忘れない


この場所から 遠ぉくへ    歌おう

明日を吹く 風になって    大空まで届くように

上を向いた あなたが見る  その空まで届くように



                                    作詞作曲:山口タオ   編曲:佐怒賀悦子

さて。

「歌を届ける」とはいっても具体的にどうしたものか考えました。


子供たちに届けたいと思ったのは、親としての目線で被災地の

様子を見てしまう事が多かった事もあると思いますが、きっと

子供達の元気な笑顔は、その周りの大人達の活力にも繋がるはず。

これから続く、復興のための道のりの中で、成長していく子供達に

同世代にも、一緒にがんばっていこうと思っている子供達が、

たくさんいることが、少しでも力になってくれれば・・・。


最初は、被災地の学校宛てにCDを作成して、贈らせてもらえればと

思っていました。


ただ、それだと、いきなり送りつけられても、受け取る方にとっては

負担になってしまうこともあるでしょう。

受け取った以上、知らんぷりも出来ずに、なにかしらのアクションを

起こさなければいけないと思わせてしまっては、それは逆に、

前に進もうとしている邪魔をすることになりかねないし・・・。


考え考え。


そしてたどりついたのが、まず東北3県のラジオ局の制作部宛てに

出来上がったCDと、もし可能であるようであれば、番組内で

曲を流してもらうと同時に、被災地の学校で、CDを欲しいという声が

あれば、連絡先を紹介して欲しいという内容の手紙を、送付させて

もらう事になりました。


もちろん、これについても勝手に送りつけた事は同じで、

実際に、流されるかどうかは、局側の都合もあると思うし、

お任せします的になってしまうのですが・・・・。


もしも、どこかで。

「TOHOKUの空へ」を聴いてくれる方がいらして。

ほんの少しでも、心強く思ってくださったなら。

それ以外、それ以上に嬉しい事はありません。

「KOTAKEの森からTOHOKUの空へ」


このプロジェクト名のもとになったのが、私ケイママっちの
息子が通う学校の同級生の保護者で、童話作家でもある
山口タオさんが、作詞作曲した「TOHOKUの空へ」という曲です。


この曲は、タオさんも毎年、参加されている音楽祭に出演する
男性コーラス「バンブーパパ」のメンバーによって、動画撮影され、
その様子がYouTubeにアップされました。



私自身も、義捐金寄付や、ボランティアサイトを通じての、物資支援など
出来る限りのことはしたいと思い、そうしていたつもりでもありましたが、
それでもまだ、なにかが欠けているような気がして、仕方がありませんでした。


1000年に一度と言われる震災を目の当たりにして。
心の中に散らばった、たくさんのパズルのピースのような想い。
得体のしれないような、不安と焦り。

それを上手く、言葉で表現することはできないのだけれど。
そのピースをひとつひとつ繋げて、もとのパズルを完成させられて
初めて、本当の意味での、被災地への支援が出来たって事になるのではないのか。
そんな気がして。

でも、被災地の方々が、少なくとも、安心して笑顔で過ごせる日を
取り戻せるまでには、まだまだ時間がかかってしまう事だろう、その時まで。

目の前の日常に流されてしまわずに、忘れずに、寄り添っていきたいと
思っていた時に、その気持ちを、そのまま歌詞に乗せてもらったような、
この曲に出会いました。


そして、この曲の動画が、一人でも多くの方の目に触れてくれたらいいな・・・と
周りに紹介させていただいて応援していたのですが。

この曲を。

昨年、秋の息子の学校で行われた音楽祭の冒頭で。

鎮魂と復興への祈りを込めて、子供たちが歌う、この曲を聴いたときに。


なんとかして、この曲の、この子供たちの歌声を、被災地で一生懸命に
ふんばっている同じ年頃の子供達のもとへ、届けることはできないだろうか。

その想いにかられた私。
思いつきかもしれないけれど、理屈でなく湧き上がってきた
その想いに、突き動かされて、さまざまな周囲の方を巻き込み
動き出したのが、このプロジェクトの始まりでした。

                        ~つづく~

私たちは、東京都練馬区にある小竹町在住者を中心とした、

「KOTAKEの森からTOHOKUの空へ」プロジェクトです。


ブログ更新担当のケイママっちと申します。

どうぞ、よろしくお願いします。

(ケイママっちは隣接の町在住ですが・・・・)


小竹町には、音楽大学もあり、自然と音楽好きな人が集まり、

毎年秋には「世界一小さな音楽祭」と銘打った「小竹の森音楽祭」が

開催されます。


東日本大震災が起こった時、自分に出来ることはないか、

皆が考えました。

そして、その思いが集まって「TOHOKUの空へ」という曲が生まれました。


もうすぐ東日本大震災から一年が経とうとしています。


時間がかかってしまいましたが、その日を目前にして、

私たちのプロジェクトも、準備が整い、本格始動することになりました。


このブログでは、そのプロジェクトの活動のご紹介とともに、

私たち、東京のKOTAKEの森から、東北の空へ向けての

想いを綴っていけたらと思っています。


そして、全国の空の下から、同じように、とおくTOHOKUの空を想う

全ての方々を繋ぐ場所のひとつになれたら・・・と願っています。


まずは、プロジェクト発起人よりのご挨拶まで。


どうぞ、よろしくお願いいたします。



ただいま、ブログ開設準備中です。

完成まで、いましばらくお待ちください。