￥1,260
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★★★☆☆
新幹線のワゴン販売で「4倍売るカリスマ販売員」と呼ばれた方の本。
片道約３時間半の山形新幹線で、平均売上7万円のところ、その数倍をいつも販売していて最高記録は26万5000円だとか。
計算したら、1分間に1260円･･･
400席の車両で187個のお弁当を販売したこともあるそうです。
観察・情報収集に五感を研ぎ澄ませ、仮説と検証を繰り返して予測の精度を上げ、オペレーションの改善に工夫を凝らし、お客様に喜んでもらいたいという気持ちで接する。これらの細かい努力の積み重ねで売上4倍の差になるんですね。
以下、備忘
「もし自分だったら、どうされたら気分がいいか」と考える。「心地よさの追求」
偶然乗り合わせたお客さまとのその瞬間を大切にする
お客さまのイメージを思い描きニーズを考えるとき、大事にするのは五感
天気、気温、イベントなどの情報収集、手荷物・服装などの観察
つり銭を入れるポケットの場所も工夫する
お弁当の中身の写真入りのPOPをワゴンに付ける
ワゴンは「小さなお店」、お店作り（品揃え、置き方）に1時間半をかける
できるだけ多く車内を往復する
お弁当を予約販売する
お弁当をお弁当屋さんと共同開発する
お弁当を売るとき「お土産ですか？」と聞いて、さりげなくお土産用にも薦める
などなど。