「淡々と生きる」 | Jiro's memorandum

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泉治郎の備忘録 読書の感想や備忘録 ※ネタバレ注意
【経歴】 日本株アナリスト、投資銀行、ネットメディア経営企画、教育事業経営、人材アドバイザー、新聞社経営管理、トライアスリート

淡々と生きる/風雲舎

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★★★☆☆



小林正観さんの本を初めて読んだ。ちょっと不思議な感じです。





以下、備忘



人は死ぬまでに脳細胞の15%しか使わない。東大を優秀な成績で出る人で25%、アインシュタインで40%、だそうです。40%使うと天才の域に入ります。
人間の能力の隠された85%を目覚めさせるキーワードはリラックス。そして喜び、幸せ、感謝。日常生活の中で、何が起きてもイライラしない、淡々と生きること。



釈迦によれば「苦」の本質は「思いどおりにならないこと」。
悩み苦しみをゼロにする方法は2つ。一つは世の中思い通りにならない、と思い定めること。もう一つは「思い」を持たないこと(こちらの方が完璧)。「贅沢をしたい」「あいつに勝ちたい」というような「思い」を持たなければよい。「思いを持たない」が身につくと、とても楽になる。

では「思い」がなくて生きていくということは、どういうことか。「やる立場になったら、やればいい」のです。




「人生とはがんばったり努力したりすることではなく、出会う人全てを味方につけていくこと。その積み重ねなのだ」

空海と龍馬は出会う人出会う人を全部味方にした。共通点はニッコリ笑うこと。




誰かのために、自分が肩代わりをしてもいいと思えるようになったら、たぶんそこからあなたの人間集団の雰囲気が変わってきます。人は喜ばれるために存在しているからです。