高校1年生の読者から、数学の勉強法についてのご質問がありました。

 → http://ameblo.jp/kosoku-tairyokaiten-ho/entry-11368368171.html#c12067011793

私からは高速大量回転法の基本のところからアドバイスしましたが、

 → http://ameblo.jp/kosoku-tairyokaiten-ho/entry-11368368171.html#c12067707100

読者のもっさんさんから寄せられた、ご自身の実体験に基づくアドバイスも興味深かったので

 → http://ameblo.jp/kosoku-tairyokaiten-ho/entry-11368368171.html#c12067257987

こちらに転載させてもらいます。
(下線、強調など私のほうで一部編集しました)

(いただいたコメント)

大学受験などの数学について、高校進学と同時に、かなり落ちこぼれる人は、いるんじゃないですかね。

私も高1の1学期でコケテしまった経験があります。

その時、本屋で偶然みつけた、和田秀樹氏の「数学は暗記だ」いう本で、

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数学の解法パターンの暗記法をマスターして、

苦手な数学が夏休みの2週間程度の学習で、いっきに偏差値20近くあげることができたのを覚えてます。

大学受験で、並みの大学受験数学であれば、数研出版の青チャートの解法パターンを1冊600問くらい暗記すれば、たいてい応用がきくと思います。


問題を読んで1分ほど考えてわからなかったら、すぐに解答を読む

そのとき、実際に、情報カードに問題と解説を書き写すと効果的で、
学校の休み時間などを利用して、書き写したカードをぐるぐるまわして解法パターンの暗記にいそしんだものでした。


結局、これも宇都出先生の高速大量回転と、同じ理屈かなと思いますね。

当時は、和田式は、かなり邪道扱いされたものでしたが、なんだかんだで、数学のセンスなどなくても、たいていの問題は解法パターンの組み合わせで、公式や定理のみ覚える学習で、何時間もうなりながら問題を解くよりも、暗記数学の方が、圧倒的にスピードがついたように思います。

(いただいたコメントは以上)

いかがでしょう?

私もそうでしたが、高校数学、大学受験数学でつまづく人は多いと思います。

高速大量回転法、1分スピード記憶法を実践するうえでの参考にしてください。

なお、

「すぐに解答を読む」といっても どう読むのか?

ここでゆっくり、じっくり、がんばって読むと非効率的なので、高速大量回転法、1分スピード記憶法が使えます。

また、

「情報カードに問題と解説を書き写すと効果的」 とありますが、

わざわざ書き写すのではなく、テキストをそのまま「情報カード化」し、高速大量回転するほうが効果的かもしれません。

ただ、数学の場合、数式、計算式を一度は「書く」ことが大事だとも言えるので、

 → 「大学レベルの難解な理数系科目の専門書は書かないで理解できるか?」

どうせ書くなら、のちのちの回転のしやすさを考えて情報カードに書くことが効果的かもしれません。

このあたりは、何のためにやっているのかを押さえつつ、手段の目的化が起こらないよう気をつけてください。

さらに、

「青チャートの解法パターンを1冊600問くらい暗記」
とありますが、

この「暗記」というのも幅があり、何をもって暗記とするかでその効果は変わってきます。

「常識化」レベルまでいっているのか、「テキストまるごと記憶」レベルまでいっているのか?

「正答スピード」を意識することが重要になります。

 参考記事 → 正答率だけでなく正答スピードも大事

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