昨日ご紹介した、高速大量回転法の実践者の方からの

高速大量回転法の実践につまづかれている人
に対するアドバイス、パート2です。

 前回の記事はこちら→ 高速大量回転法につまづいている方へ(実践者の方からのアドバイスです)

 それでは、続きです。どうぞ!

ただ嫌だなぁと思ってやるよりも、嫌な理由を考えてそれをいかにすれば嫌というレベルではなくなるか、を考えながら実践していくと、結果的にはうまくいっていることが多いですね。

この考え方は日常生活においてもとても好影響をあたえるようになっています。

高速大量回転法の具体例なら、

● 範囲が広くてやる気でないなら、自分でこれならできるかなという範囲まで狭めてからやってみよう。

● 机だけではなくて、どこでも繰り返しできるようにしよう。

● 目次で全体を把握してからのほうが、第1章1ページから順番にやるにしても自分が今何をし、どこにいてどこへ向かうのかわかりやすいよ。

● 覚えよう、わかろうという意識が強くて細かいところが気になってなかなか前に進めないなら、いっそその感覚は忘れてしまって、とりあえず最初はざっくりでもいいから進んでいって、細かいところは馴染んできてからのほうが気分的にも楽だし脳機能的にもそうだよ。

● 従来の「覚えよう、わかろう」というインプットへの意識よりも、「やったことを思い出したり、口にして説明してみて、わかってる部分を確認し、わからない部分をあぶりだす」というアウトプットへ意識をむけよう

● 
まぁ、とりあえずやってみようじゃないか。

という風な。


つまりは、従来のやり方、考え方をベースにしていてはつまずいてしまうのだと思います。



ただ勉強のやり方を変える、というだけでなく、意識や発想を変える、という気持ちで読むとつまづきにくいのかもしれません。

高速大量回転法は絶対合格!ラクラク100点満点!などという魔法のお話ではなく、

あくまでも勉強方法においては勉強方法のひとつであり、思考や方法の変換をすることで

いかにいやにならず止まらずに勉強を進めていけるか?という提案であって、

勉強しないでラクしていい点とるとはどこにも書いてはありませんでしたよね。

これもつまづく原因のひとつかもしれません。

勉強量はとても大事というか必須です。

他にもいろいろと、最近になってやりはじめた読書法やら、本と馴染むこと、外国語の本の速読、などお伝えしたいことはいろいろあるのですが、長くなってしまいましたのでこれにて失礼いたします。

セミナーなどお忙しい日々が続きますでしょうが、どうぞお体にお気を付けください。

ブログの更新も楽しみにしております。


以上です。

いかがだったでしょうか?


従来のやり方、考え方をベースにしていてはつまずいてしまう


ここはとても大事だと思います。

過去問をばらす、マジックで不要なところは消す、など、私が実際に高速大量回転のためにやっていることですが、
そういったものを単なる勉強テクニックとしてとらえて行ってもあまり意味がありません。

それどころか、高速大量回転を行ううえで障害になりかねません。

ぜひ、高速大量回転法の原理・原則、ベースとなる考え方をしっかりとつかんでください。

これは1分スピード記憶法でも同じです。

そして、つかむためには、実践することです。

muramingさんも実践する中で、つかまれていったわけです。

前回の記事や、これまで
muramingさんから寄せられたメッセージを掲載した以下の記事も参考にして、実践を続けてみてください。

 → 「この方法(高速大量回転法)の肝は、繰り返すこと、そして思い出すことの2点」

 → 「本を読ませていただく中で一番の収穫は、勉強やその他もろもろについての敷居が下がったこと」

 → 「過去問をもっとも重要視してまずはそこから手をつけます」


なお、muramingさんは、今年9月から中国・瀋陽に留学されているとのことです。

外国語における高速大量回転など、また実践する中でつかまれた知恵を聴かせてもらうのが楽しみです。

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