どうしてパパはすぐ「病院に連れていけ」っていうか? | 看護師が教える新米ママのための子ども看護学~子どもの治る力をぐんぐん伸ばす~

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赤ちゃんや子どものケガや病気の「どうしたらいいの?」に応える子育ての技をパパ・ママ・専門職むけに、小児看護学・子どもの体と心の発達発育、コーチング、心理スキルを土台にアレンジし、分かりやすく使いやすいようにしたホームケアとしてお届けしています。

● どうしてパパはすぐ「病院に連れていけ」っていうか?

こんにちは。新谷まさこです^^

金木星の香りが道に漂ってくる季節ですね。駅に向かう途中にあるので、通るたびに秋を感じさせてくれます。

さて、子どもの看病に参加してくれるパパも増えてきました。

大阪の夜間小児救急電話相談の件数を見ても、パパからの相談が増えています。

でも、同時にママからこんなリクエストも届きます。

この講座をパパ向けに開催してほしいです。

子どもがベッドから落ちた時、吐いた時、新谷先生の話をきいていたので、しっかり私が対応できたと思っていたとおもうのですが 主人は終始アタフタ。

病院にみせるうるさく、チェックポイントをいっても信じてくれませんでした。なのでぜひパパへ教えてあげてください」

(32歳ままさん Iさま お子さん:7か月半)

どうして、パパはママが言うことを信じないのか?

これの大半は、パパ自身も自信がないからなんです。

でも、それの多くはパパも知らないから。

自分が知らないことは、理解できないもの。

しかも、目の前でイタイよ・辛いよと泣く子どもをみて慌てている状態なので、助言を言われても受け入れがたいものなのです。

でも、毎月200人近くのママパパからの電話相談対応をしていると、問題は、知識不足ではないことがわかります。

ただ単に、「これでいい」と想えていないだけなんですね。

だから、パパが自分の考えをもてるようにするのがコツなんです。

夫婦同じ知識や価値観があると、とてもやりやすいけれど、そうじゃない時の戸惑いってありますよね。

これは、もう全国のママさんがもちやすい悩みですもんね。

そういう時は、目安と質問が有効です♪