相談をしたのに、どこも対応してくれなく、たらいまわし!いい加減にして | 看護師が教える新米ママのための子ども看護学~子どもの治る力をぐんぐん伸ばす~

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● 相談をしたのに、どこも対応してくれなく、たらいまわし!いい加減にして

こんにちは、新谷まさこです。

先日、あるママさんからこんな相談をうけました。

「子どもの発達に問題があると思い相談をしたのに、どこも対応してくれなく、たらいまわし!いい加減にしてほしい!」

と。

お子さんの多動を心配してらっしゃったんですね。

単発で会う講師の私にまで相談するということで…こういう話題の時には、怒ってる方が多いです(苦笑)

でも、当然ですよね。

子どもにとってベストな状態をつくりたい。

そのための努力をしたい。

そんながんばりやさんのパワーが、適切な関わり方や、方向性を見いだせず空回りしてるんですから。

あ、あれに似てますね。

市役所にいって、相談したけれど、

「うーん、わかんないなぁ」

なんて、いって〇〇課にいってみたら?と、たらいまわしにされて、結局よくわからず、最初のところで対応できていた時の疲れと怒りみたいな。

この時は、一緒に相談しながら、これからどうしたらいいか、お伝えしましたよ。

そうしたら

「わかりました!そうしてみます!それならできますから!ありがとうございます(*'▽')」

と、スッキリしてました。

お子さんのことは解決してないですよね。

でも、「今、何をどうしたらいいのか」という行動がわかれば、十分なんです。

この時に私が伝えたのは、

・お医者さんにはこう伝える
・次はここにいく
・保健師さんにこう伝える
・もしダメだったら、こうしよう

という、時系列の流れと、もしもエラーが起きた時の対応のこと。

相談を受けた時に、私たちは治療や診断はできません。しちゃだめだし。

でも、目の前のママパパが、考えやすいように、動きやすいように、ちょっと助言できるとたくさんの笑顔につながりますからね。

それは、しいては現場で働く私たちの、仕事のしやすさにもつながります。

この時は、お医者さんと保健師さんが、ほっとしている笑顔が想像できました(笑)

この時の講座でも、病気ケガの話が、上のお子さんの赤ちゃん返りまで相談が広がりました(笑)