川越style「第7回 雑貨屋の庭でやる小さなマーケット」MAISON BLANCHE + | 「小江戸川越STYLE」

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川越の現場で様々なまちづくり活動にも従事しています。
「小江戸川越STYLE」代表:石川真

朝から天候に恵まれ青空が広がり、

それは、楽しい一日になることを約束してくれているようでした。

2015年11月1日、川越の笠幡にある

MAISON BLANCHE +(メゾンブランシェ プルシュ)で開催されていたのが、

「第7回 雑貨屋の庭でやる小さなマーケット」。

お店の前では看板犬「モコ」と「ファーファ」が朝からお出迎えです。

この日もマーケットにやって来た来場者が、

「モコ会いに来たよ~!」など駆け寄って大人気でした。

庭を見ると、あちこち綺麗にペイントされていたり、新しく小道が作られたり、

また少し雰囲気が変わっていました。

この庭にいると、なんだかここが川越じゃないみたいと思いつつも、

川越は市街地や観光地だけではなく、周辺地域も魅力溢れることを実感します。

MAISON BLANCHE +があるのは、

東武東上線鶴ヶ島駅西口川鶴団地行バス終点、川鶴団地下車、

ファミリーマートの向かいにあります。




生活雑貨、輸入雑貨、アロマ、ハンドメイド雑貨などを扱っているお店で、

輸入している雑貨はイギリスのハロッズ、デザスターデザインなどヨーロッパが中心。
アロマはフランスのデュランスを扱っています。
その他にも、ガーデニンググッズや、キッチン雑貨、服飾小物など取り揃え、 

ヨーロッパのアンティークの生地を使ったクッションを作る作家さんや、

他ではなかなか手に入らないオイルランプなど、高い技術で作られた手仕事品が店内に並びます。

そして、お店主催のイベントとしてマーケットを定期的に開催し、

11月は4月に引き続いての開催となりました。

マーケットにはお店で扱う作家さんや

この日のためにゲストとして招待した作家さんなどが出店し、賑やかになる一日です。

会場はお店のすぐ横にあるお庭。

回を追うごとに規模が大きくなってきたマーケット、

今回出店していた作家さん10名、フリーマーケット2名、マッサージ4名、

入口にはカキ焼き屋さんの屋台と、これまでで一番の出店数となっています。

そう、なんと今回初の食べ物出店に、MAISON BLANCHE +から5分位のところにある

『かき焼き ヌマタ』さんが出店していたのでした。

炭火で焼いた牡蠣やハマグリ、牡蠣の煮汁で炊いたご飯の焼おにぎりなどを販売。

MAISON BLANCHE +店主WAKICOさんがヌマタさんの大ファンということで実現したコラボでしたが、

店内の雑貨同様、ここでも自身の好きなものにこだわり世界観を作り上げた。

マーケットの雰囲気に意外にもあって、焼き牡蠣におにぎりが飛ぶように売れていました。

来場者のみならず、出店作家さんもお昼ご飯に購入していたほど。


そしてお庭には、

HARU、

Moko Potter、
La fleur blanche、
petit Loterie、

Soar_☆、

FUNNNY ARTS、

といった作家さんが出店。






 

 

 

 





他の場所で知って好きだった作家さんと、まさかここでも会えるなんてという再会に歓声を上げたり、

お庭には人と人、人と物のいろんなドラマがありました。

買い求めた雑貨を大事にしまい、

「これでクリスマスが迎えられる」と満足そうに帰っていく姿。

 

今回のマーケットで、ある意味一番の話題となっていたのは、

 

手編みの人形やバッグ、絵本などを作っているヤギMegさんだったかもしれません。





創作欲が爆発したような個性溢れる作品たち、マーケットには初出店です。

MAISON BLANCHE +のWAKICOさんがヤギMegさんを知ったのは、

この時からほんの1ヵ月ほど前のことだったと言います。

出会った場所というが、2015年9月に開催された川越ハンドメイドの雑貨市の会場。

 

 

 

 

(2015年9月川越ハンドメイドの雑貨市 http://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12076427529.html

しろつめ雑貨店主催のこのイベントは、

出店する作家数・規模ともに、数多くの雑貨イベントが開催されている川越で最大。

作品の質も高く、MAISON BLANCHE +だけでなく、

このイベントで自店で扱う作家さんを探しに来る雑貨店もあるほど。

作家さんがいろんな所とつながっていくという意味では、ターミナル的なイベントになっています。

9月のあの賑わっていた雑貨市に、WAKICOさんも

お店の作家HARUさんと一緒に遊びに来ていました。

イベントに出店していた同じくお店で扱っている作家

La fleur blancheさんとMoko Potterさんの応援に来ていたのですが、

応援に来たつもりがなかなか作家さんのブースが見つからず、

あちこち探しているまさにその最中に・・・

「凄い人がいた!」

と興奮気味に発見したのが、ヤギMegだった。

もう雷に打たれたような衝撃で、すぐにその場で

2015年11月に開催するマーケット出店の打診をしていた。。。

という経緯でこの日の出店につながっていました。

話しを聞いてみたらなんと、

住んでいるのはMAISON BLANCHE +からすぐ近くだったという不思議な縁。

 

La fleur blancheさんもMoko Potterさんも、

 

振り返れば一年前のハンドメイドの雑貨市で出会ってから

MAISON BLANCHE +で扱うようになったので、

あのイベントの影響力はやはり大きいです。

川越ハンドメイドの雑貨市に、

あとはMoko Potterさんのように雑司ヶ谷の手創り市に出店している作家さんもここにはいて、

都内の人気イベントの風を川越の笠幡に持ってきてくれているのが今らしくて面白いです。

 

お庭では雑貨以外にもお楽しみがあり、

 

ワンコインマッサージにスイーツデコのワークショップなど、ゆっくり滞在できるものも用意。

マッサージは外のお庭で気持ちよく受けられる水晶エステに、

小屋など室内で受けられるマッサージもありました。







 

川越の市街地がいろんなイベントで盛り上がる中で、

 

では周辺地域はどうなのかというと、新しいお店が誕生したり新しいイベントが起こり、

今までになかった新しい芽や動きを目にすることが多くなってきました。
今まで周辺地域の住民の方は、

市街地にわざわざ出掛けて行って川越の素敵なお店に行っていたのが、
今、自分たちの地域にいいお店ができ、できたことに気付くことで、

新しい感性が生まれてきていると思う。

「遠くまで行かなくても、自分たちの地域に素敵なお店がある」

市街地に行かなくても、同じように質の高いお店や市街地にはむしろないイベントが周辺地域にあり、

街の意識の逆流が起きているよう。


 

MAISON BLANCHE +の最近の展開としては、

 

前回のマーケットが2015年4月に開催され、

 

 

 

 

(2015年4月第6回マーケット http://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12020686860.html

 

2015年5月には、川越氷川神社の「ご縁市」にお店として招待され、初出店を果たしました。

 

 

 

 

 

(2015年5月川越氷川神社ご縁市 http://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12030898480.html

自主イベントから、大きな規模のイベント出店まで、いろんな展開があった今年のこれまで、

 

そもそもMAISON BLANCHE +のマーケットは、2013年11月に第一回を開催してから、

 

2014年1月、4月、6月、10月、2015年4月と定期的に開いてきました。

お店の横にはせっかくのお庭がある、始めは試験的な試みとしてマーケットを開催し、
一回目は5人の方が出店し、当日は地域の方がたくさん押し寄せました。

非常に好評だったことから以後定期的に開いていくようになりました。
WAKICOさんが一回目の活気を振り返ります。

「あれだけの人が来られたのは、それだけこの地域にイベントがないのもあったと思います」

お店主催でお店に作家さんを呼んでイベントを開催するのは、

実はとても大変なことで、川越の雑貨店でもあまり例が見られない。

それをこの頻度で開催してきたことは特筆すべきことなんです。
なによりそれは、この庭があったからこそかも。

 

MAISON BLANCHE +を知り、お店に初めて伺ったのはちょうど一年前のことでした。

 

あれからもう一年になります。

2014年10月26日に開催されていた第5回マーケットにやって来て、

川越の笠幡にこんな素敵な場所があることに驚き、川越の新しい風を感じました。

 

 

 

 

あの時もWAKICOさんは、

川越ハンドメイドの雑貨市でスカウトした作家さんをイベントに招待していました。

今でもすっかりお店の定番作家さんとなった麻バッグなどのLa fleur blancheさんは、

WAKICOさんが雑貨市で見かけて一目惚れし、マーケットに参加してもらっていました。

そこから

「ぜひ、うちで扱わせて欲しい」と今ではお店でも常時取り扱うようになっていった。

他にも、豆皿のMoko Potterさんもスカウトしてマーケットに出店してもらい、

お店でも取り扱うようになりました。

 

一年前のあのマーケットに来て、

 

その後お店のことをじっくり取材して記事にしたのが、2014年12月のことでした。

 

 

(MAISON BLANCHE +川越の笠幡の雑貨屋さん 

http://ameblo.jp/korokoro0105/entry-11966384148.html

WAKICOさんがお店を開くまでの経緯などは上記の記事に。

あれから一年経ってお店自体の変化がだいぶあることを感じます。

店内のレイアウトが変わり、新しく扱うようになったものも加わりと、

根本の大事なものを守りながら、より深化した空間になっています。
















今お店では、什器自体も販売していて、

古いシンガーミシンにアルミのテーブルを合わせるといった、リメイク什器なども扱っています。


MAISON BLANCHE +のマーケット、次回は4月を予定しています。

ちょうどお店の3周年ということで、

記念イベントとしてまた新しいチャレンジもしてみたいと話しています。

 

お店のとしては、La fleur blancheさんの麻紐とヤギMegさんのあみぐるみを合わせる

 

MAISON BLANCHE +限定のコラボ商品を形にしようという計画があるそうで、

お店で扱う作家さん同士のコラボをこれから展開したいと言います。

また、お庭にある小屋の中ではスイーツデコ教室などを始めていくそうで、

その発信力にはいつも圧倒されます。今後の展開も楽しみです。

 

「MAISON BLANCHE +」

 

住所 : 埼玉県川越市笠幡1825-1

AM10:00~PM5:00)
電話 : 049(237)8092
URL : http://www.maisonblancheplus.com/
電車の場合・・・東武東上線 鶴ヶ島駅西口川鶴団地行バス終点川鶴団地下車 徒歩3分
お車の場合・・・駐車場有 6台分 



 

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