「ソコノワ」そこの輪から始まる川越♪~後編~ | 「小江戸川越STYLE」

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「時が人を結ぶまち川越」
川越のヒト・コト・モノ、川越物語りメディア、小江戸川越STYLE。
川越の現場で様々なまちづくり活動にも従事しています。
「小江戸川越STYLE」代表:石川真

松村さん、高田さん、
たくさんのお話し、ありがとうございました。

これが僕からの想いです。
もっともっと素敵な街になりますように。。。♪


☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*


「一日一枚だけの貴重なTシャツ」。


そんな作られ方をするTシャツがあると聞いたら
信じられますか??


「日本で唯一、吊り編み機のある和歌山県で作られているTシャツ。
100年以上前の希少な織り機を使い、
ゆっくり丁寧に編み立ててあります。
一日に織れる長さも限界がある。
大量に作り、質を落としたくないという信念で、
昔から受け継がれてきた製法を崩さないで
今なお和歌山の職人が降り立てています」

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このカットソーは綿100%。
伝統的な技術で、70代の職人の方が丁寧に作る一枚一枚。
この機械のメンテナンスは、他にできる人がおらず、
職人の方自身しかできないそうです。

ゆっくり編まれたTシャツは、
生地が強いし柔らかい。

素材にこだわり、丁寧に物作りをしている、
そんな方を応援したい気持ちが
このお店には溢れています。


自然な物を着ると、
自然な気持ちでいられる。
気持ちが変わると生活が変わる。

服の本来へ。


☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*


何度行っても、
新しい何かと出会えるんじゃないか
ワクワクさせてくれる場所。
今日もそこから始まる輪へ。


クレアモールに沿って、
八幡神社の前を通るのが八幡通り。
そして、
ミドリヤの所から脇道に入っていきます。

少し進むと左手にすぐに見えるのが・・・

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この白い建物。
クレアモールから離れ過ぎず、絶妙な距離感。

この建物から、
2Fの「RAG CAFE」の事を伝え、
1Fのソコノワの事を紹介しています。♪

ソコノワの記事は、
雑貨編と洋服編、2回に分けて書いています。♪
今日は後編の洋服編。

「雑貨編」

昨日の雑貨編いかがでしたか??
ソコノワの事を、今回
できるだけ語り尽くすくらいの気持ちで書いています。(*^o^*)
物一つ一つを、というか、
お店のテイストが伝わるといいなと思います。♪

ここから発信されるものが、
川越をもっと素敵にさせる、
僕は本当にそう信じてますよ。

ソコノワを、
「女性向けのお店」「男性向けのお店」と、
どちらかに思ってる方もいると思いますが、
このお店は男性も多いし、女性も多い、
両方ですね。
特に女性は、10代から70代までと幅広いお店。

ここにいるお客さんは、
みんな楽しそうです。

何か面白い物はないかなって、
ワクワクしてる様子が伝わります。

ふとした所に、素敵な物を発見したりして、
本当に宝探しのような体感です。(*^.^*)


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(宝探しで発見♪)


お客さんの様子を見れば、
お店に何を求めてやって来ているのか、分かったりしますが、
ソコノワのお客さんは、
生活に彩りを与えてくれる何かを求めて、
ワクワク宝探し的にお店にいる感じがしますね。

すまし顔でもなく、遠慮しながらでもなく、
店内を歩いて回る姿が楽しそう。

手に取った時に、
生活シーンを想像してワクワクするんだと思うし、
物に深いストーリーがあるからこそ、
深いワクワクがある。
そうさせるだけの物を揃えるのは大変な事ですね。。。

知れば知るほどこのお店は、
相当なアンテナと行動力がないと作れない事が分かります。


ソコノワを語る時、
物を紹介するだけでなく、
ソコノワが川越にある意味、
「文化・情報発信基地」としての面も伝えないと、と思うんです。

ソコノワの物たちが川越に発信するもの、
ソコノワの二人が川越に発信すること。


二人が商品について語る時、

「ソコノワらしい」「ソコノワとして」

単に売れる売れないという話しだけでなく、
ソコノワとしてそれを置くことはどうなのか、
それを意識しているようでした。
そしてそれは、
「川越のソコノワとしてどうなのか」までの気持ちも含めて
考えているのを感じます。


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ソコノワの二人はやはり、
川越を変えるつもりです。



(今日も記事BGMは、店内にかかっていた曲から♪
UncleEarl Live in Germany2010)

他に店内でかかっていた曲は、
・Gillian Welch
・Henning Schmiedt
・Janis Crunch
・Ludovico Einaudi
・Wailin' Jennys

ソコノワのコンピレーションアルバム欲しい。。。(*^o^*)


☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*


服の素材には気を使っていますか??

着心地が気に入っている素材はなんですか??

化学繊維を否定はしないけれど、
化繊の原料は石油。化繊100%の物は体が痒くなったりし。。。

食べ物に気を使うようになると、
添加物が入っていると
舌触りが違うなって敏感になったりします。
それと同じように、
服にも同じ事があるんだなって
ソコノワの服を触っていて感じました。

化繊と天然素材の服。
こんなにも肌触りが違う事にびっくりです。

「自然の物を身につける」。

服の本来に出会ってみました。


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ソコノワの服を見ていると、
綿100%、麻100%の服がほとんどというくらい、
それが普通の事になっています。

綿100%って、もう肌触りが全然違いますね。


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服を触ってるというより、「自然」に触れているみたいです。♪
触ってるだけで、気持ちが落ち着く。

見ているだけでも、この違いって伝わりますよね??(-^□^-)


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「天然素材100%に近い物にこだわりたい」

力を込めて語っていました。

それが服の本来で、
自然な自分でいられるものですもんね。

ただ今の時代に、服の原点に帰る難しさもあると思います。。。
一日一枚のTシャツとか、
今の時代の感覚なら非効率で片付けられてしまいますよ。。。


でも。
それを置く。


ソコノワの服って、
落ち着いた色で、飽きの来ないデザインで。
素材重視で、プラス上品と可愛らしさがあるって、
その選ぶ感性が凄いなあと思うんですよね。(-^□^-)


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服を選ぶアンテナも、雑貨と同じように、
物作りがしっかりしていて、
自分たちがいいと思った物を置き続ける。
オープンの時からずっと扱っているメーカーも多いそう。


ファストファッションもいいけれど、
その反対の考え方があってもいい。
「素材を第一に、着心地が良くて長く使える物。
長く使う事で風合いが増す物。

トレンドは意識はするけれど追いかけません。
トレンドを追うと、次の年に見ると
『懐かしい』になってしまう。
長く着て欲しいんです。
長く使ってもらって、
味わいが深くなっていくのを楽しんでもらいたいんです。
デザインが凝り過ぎている物も置いていません。
シンプルで飽きの来ないものが、ソコノワかなと」




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R&D.M.COの服は、
山梨で夫婦二人で手作りで作っている服。
生地から手作りしているそうです。
生地からですよ・・・??

このメーカーは、置いてもらうお店を厳選しているそうで、
服に詳しい人に、
「よくこれ取り扱いできましたね」
そう言われるそう。

この生地は、触っているだけで気持ちが変わります。
フワフワしていて優しい感触。
この肌触りが川越styleになって欲しい。。。(*^o^*)


これからの季節になれば、
ウール、カシミヤ、アンゴラ、アルパカ、ラビットファー、シルク、
いろんな素材が出てくるでしょうね。♪


新品の服が並ぶ中に、
特に風合いがいい服を発見しました。♪
ソコノワではユーズドも扱っているんですね。
何十年も前のヨーロッパのユーズドが並んでいます。♪
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ドイツやフランス。多いのはフランスでしょうか。

「ヨーロッパの古い服って、
今の日本人の体形に合っていたりするんです」


「状態の良い物を選んで並べています」

という話しの通り、
ユーズドって言われないと
普通に新品と思えるほどの物でした。

新しい服に、
こういう古い物を合わせてみる、
ちょっとしたスパイスになりますね。♪

そして・・・

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この、1950年代の服をデザインソースとして、
今の時代にアレンジした服があり・・・

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こういう形に生まれ変わったり。♪
ディテールが今風にアレンジされています。

古い物が今に残り、
古い物をベースとして新しい物が作られて。
服ならではの時間の循環というか、
古い物と新しい物の
時間の織り成しですね。♪


ソコノワにいると、手で受ける触感が記憶に残ります。
服を触っている感覚が気持ちいいんです。
服って触ってるだけで気持ちいい、
こういう事を改めて思いましたよ。(*^o^*)
自然そのものですね。♪


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(宝探しで発見!)


服の他には服飾雑貨として、
革小物などが揃っていました。

そこには、やっぱり
ソコノワらしいストーリーがある革たちでした。。。

「ヨーロッパにおいて、革靴をあつらえる事すら出来なかった
労働者階級の人々は、履きつぶされた革靴や
余り革をどこからか集めては、切ったり、かしめたりを繰り返し
自分だけの生活に見合った靴を作っていた時代がありました。

それらは装飾性などには欠けるものの、遊び心に溢れ、
無骨でいて愛嬌があり、革という素材を極限まで生かそうとし、

靴はファッションの一部である前に、
生活に根ざした『道具』であるという事を思い出させてくれます」
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これも職人さんが一人で作っている手作り革靴。
愛嬌があって、上品で。


ソコノワの革は、牛革100%のバッグがあったり、
革も100にこだわっていますね。
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革が人の肌のような感触です。


革小物も、九州の作家さんなど、
オープンの時からずっと
取り扱い置き続けている物が多いそう。

ソコノワはブレないですね。♪
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店内の物を見たお客さんに、
「ここにあるとは思わなかった」と言われる事が多いそうなんです。
今まで都内に行っていた方が、
こんな近くで手に入るんだ、とソコノワにやって来る。

少しずつ少しずつ、
そして確実に、
ソコノワは川越を変えていっています。


ソコノワの物たちでした。。。

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☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*


服の写真を載せましたが、
その物を見て欲しいというより、
服の感じから、ソコノワが川越でやろうとしている事を
感じてもらえたらと思います。♪


ただ・・・一つ一つの物を語っても、
一言でこうだ!って表現できる何かを見つけたい。。。

いろんな写真を載せても、
一言で伝わらないもどかしさがあって・・・
と、店内を歩いていた時。
このヨーロッパのバンダナを発見したんです。
一目見て
「あ!」と思いました。

このデザインこそ、ソコノワっぽいなって。

たくさんの話しを聞いた後にこのバンダナを目にした瞬間、
まさに、
全ての話がここに集約されているんじゃないか、
全てを語ってくれているんじゃないか、
そんな風に思いましたよ。♪

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落ち着いたデザインに、上品な可愛さもあって。
愛嬌があって上品、
この感じがソコノワを表してるかも。(-^□^-)


と、前回、今回と紹介してきたソコノワ。
かなり入れ込んで紹介しました。♪


ソコノワで、これまでにも書いた
ここは「川越の情報発信基地」という言葉。

それは、
ここにある物が、川越の生活を素敵にするという意味もあるし、
実はもう一つの意味を込めて使いました。

お店の入口すぐ横にあるこのスペース。。。

ここにあるのは全て・・・
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他のお店のショップカードです。
川越を中心に、雑貨屋や飲食店など、
個人で頑張るお店の名刺がこれだけ置いてあります。

ショップカードを置いているお店は他にあるけれど、
これだけの量、しかも
いつ見ても綺麗に整理されているお店は他にはないです。

ソコノワに来たお客さんに、
話しの中で他のお店を紹介したりして、
ここだけで終わらせず、いろんなお店を知って行ってもらいたい、と。
こうしてカードを置いているんです。

ソコノワの二人は言います。

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「川越を盛り上げるため、他のお店を全力で紹介しています」
と。

そう、街を盛り上げるために。
ソコノワは、
ここにある物を通して、
他のお店の紹介を通して、
一貫して川越を盛り上げようとしています。


川越にある、あるお店の方が
こんな事を言っていたのを思い出します。

「ソコノワさんには感謝してます。
ソコノワさんからの紹介のお客さんが結構いるんです」

お店同士の繋がりってたくさんあるし、
もし、川越で何か探しているお店があるなら、
ソコノワで聞いてみるのもいいと思います。
もちろん僕も、全力で紹介します。

ソコノワは、言ってみれば、
川越の裏観光協会みたいな存在かな。(*^o^*)

単に売れればいい、ではなく、
二人は街を変えようとしている。

ソコノワの松村さんと高田さん。
最後に、ソコノワ松村さんから、
オープンから突っ走ってきた、この二年間を振り返ってもらいました。

「この二年はあっという間でした。

高田とは性格は反対だけど、好きな物が一緒だった。
高田がいなかったらこのお店はできていなかったし、
他のスタッフみんなのおかげです。

もっともっと川越を盛り上げたいです」



そこの輪から始まる川越。
ぜひ、
そこの輪へ。。。♪


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「ソコノワ」
埼玉県川越市南通町16-5 ヨシダビル1F 
12:00~20:30


☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*


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お店の入口には、このパンも飾られています。♪

このパンは、Lightning cafeの方が、
ソコノワにプレゼントしてくれたもの。

Lightning cafeってどこにあるのかって??
それはソコノワさんで訊ねると、全力で教えてくれますよ。(*^o^*)


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