MSX用ゲーム 3-Dゴルフシミュレーション 高速版(T&E SOFT)
MSX用ゲーム 3-Dゴルフシミュレーション(T&E SOFT)#前編
MSX用ゲーム 3-Dゴルフシミュレーション(T&E SOFT)#後編
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の続きかな?
1983年に発売されたT&Eソフトの代表作のひとつである
「3-Dゴルフシミュレーション」
の高速版です。
ROMカートリッジ全面と上の部分に
「高速版」って表記があるよね?
これが
「3-Dゴルフシミュレーション」
「3-Dゴルフシミュレーション 高速版」
を並べた画像です。
(当然、商品コードも違います。)
通常版(最初に発売された3-Dゴルフシミュレーションのこと)は
1983年に発売されましたが、高速版は翌年の1984年に発売されました。
通常版も当時のゴルフゲームとしては良く出来た作品でしたが
描画スピードが遅いのが難点でした。
通常版は各ホール最初の描画時間が40-80秒ほど掛ります。
ボールを打ち次の3D画面やグリーン上の画面に
切り替わる際も数十秒ほど掛ります。
しかし高速版はそれらの描画時間が平均して
半分ほどの時間になっています。
これってかなり大きいよね。
描画に60秒ほど掛る場合って30-40秒経過辺りから
イライラするからね(おいらの体感ね)
それがそのイライラが始まる前に描画が終わり
プレイが出来るからね。
体感速度では倍以上速くなったような気がします。
描画スピード以外で違う点は
通常版では
・1-8ホールはスコアカードが表示されてから
一定時間が経過すると次のホールへ進む
・9ホールが終わるとスコアカードが表示されたまま終了
(キー入力も受け付けないので、
再プレイする際はリセットボタンで
最初からやり直さなければならない)
といった仕様でしたが
高速版では
・1-8ホールはスコアカードが表示されてから
「HIT SPACE KEY」とメッセージが表示されて
スペースキーを打つと次のホールへ進む
といった仕様です。
ちなみに「高速版」で9ホール終了後に
「HIT SPACE KEY」とメッセージが表示されてから
スペースキーを打つと・・・
「通常版」にはなかったゲームオーバー画面があります。
でもこのまま一切のキーを受け付けません。
通常版と同様に再プレイする際はリセットボタンで最初から
やり直さなければならない仕様です。
この仕様は何とかならなかったのかな?
まあ今更言ってもどうしようもないね。
(どうしようの「しよう」と「仕様」を掛けている)
3-Dゴルフシミュレーションギャラリー
爽快なショット
すぐ右手には大きな木、前方にはグリーン
いい絵だね。
うん。
END