かつて所有していたヤンコのデッキシューズです。
作りも素材も当時の価格3万円台後半にしてはかなり良いモノでした。
明らかにジョンロブのデッキシューズの記念すべき初代モデルのモナコを意識して作られていました。
しかしそこにはジョンロブへの敬意を感じとることができ、嫌みはありませんでしたね。
モカ縫い部分はスペインらしさがあるのですが、ジョンロブの繊細さも兼ね備えていましたのでむしろ上手だなとも思いました。
他社の商品の真似をするにしてもこういった配慮はしてほしいです。
この経験から私の中で・・・な靴の筆頭↓。
①エドワードグリーンのドーバーもどき・・・素材も作りもウェルト周りも気を遣わないと単なる劣化コピーとなる。
②JMウェストン180ローファーもどき・・・これも①に同じですね。
実際巷にはこれらの劣化コピー版が数多く存在します。そしてそれらからは何とも言えない雰囲気が漂っています。
結局細かな部分の積み重ねが本物の証なのです。