洗えないモノの代表格が革製品です。
そして困るのが・・・。
たばこや料理の臭いなどが付いたら消しにくいことです。
飲食店では必ずしも荷物の臭い移りの対策が取られていないところもあるのです。
しかし大人であればその場であまり神経質にならずに、さりげなくその場面を乗り切る技も必要ですw。
そしてついてしまった臭いに関しては下手に消臭剤をかけるとシミや変色の原因になります。これは衣類でも同じことです。これは結構勘違いされているところですね。
臭いはそもそもその発生源から細かい分子が飛んできて付着しているので見えない汚れとも言えます。
こんな時私は、バッグなどについた油やたばこの臭いをこの方法で解消しています。
“消臭元のたばこ用ストロング”を用いた洗えないモノへの臭い取りです。
先ずすることは・・・。
①硬く絞った布で何度も優しく拭く(表面についている汚れや臭い分子を出来るだけ除去する)
②乾燥させる(水分蒸発による臭い分子除去を多少狙う)
③ポリ袋内に“消臭元たばこ用”を準備して入れ、密閉する。
※この時消臭元の内部の溶液がこぼれないように要注意する。保管は倒れないように注意する。
④2日おきに臭いを確認して満足したら取り出す。
※確認の際も内用液がこぼれないように要注意です。
⑤その後もこの工程を繰り返すと徐々に改善します。
洋服ではスチームやお湯の湯気により消える匂いですが、革製品ですとそれができません。
これは苦肉の策で考えた方法です。
程度によっては完全に解決しないかもしれませんが、使用していくことで徐々に消えていきます。これでかなり解消すると思います。
この消臭元には多少の香りがあるのですが、この香りは対象物についてもすぐに消えますね。これを使うのにはやはり消臭力の強さがあります。決して香りでごまかしていないのです。