<サスペンス>
監督:ウォン・シニョン
出演:キム・ユンジン、キム・ミスク
キム・ユンジンさん。
「LOSTの人」ってイメージが強くて。ドハマリして見ていたので。
『国際市場で逢いましょう 』くらいでやっと、呪縛から解けたかなぁ。
お顔はまぁ、よくある韓国女優顔で。個性は全く感じられませんので。凡そ私好みではないですが。。。アメリカ育ちのせいか、意思の強い感じはにじみ出てますわ。そんなとこは好き。
気が強そうと言えば、『ミセン ~未生』のカン・ソラさん。
あの方もてっきり韓国系アメリカ人か帰国子女だろうと思い込んでいたが。。。違うって言うんだよね。
ウソだろ。。。私よりかなり英語が上手いじゃないか。。。そんな事があるのか(泣)?
ロシア語も上手い感じだったけれど。。。勿論、そこは定かではない。私はロシア語が話せないので。
けどさぁ。。。英語。変だろ。「自分で勉強しただけ」なんて。ありえねぇ~。絶対に何か隠してるに違いない。←認めたくなくて必死(笑)。
カッコ良過ぎるもんなぁ。ほんと。事実なら完全に天才だね。耳が異常に良いのでしょうね。スゴイです。
基本的に、言語の発音が良い人=モノマネ上手、は耳が良いらしい。
スペイン語でも韓国語でも、どんな言語でも上手にコピー出来る日本人の友達がいて。
アメリカ在住時から仲良しなのだが。
(ヨーロッパ圏出身者は特に)多言語を使う子も多いからさ。飲み会なんかだと、良く「言葉」の話題になるんだよね。
そんな時、いつも彼女に自分達の話せる言語をマネさせて。「うわぁ~、すげぇ~、完璧ぃ~」って。。。で。次に私にやらせて。大笑いする。。。ってパターン。
彼女の発音はいつも完璧。私はヘタくそ。赤ちゃんみたいで笑えるらしい。。。いや、いいんだけど。たくさん笑いを提供出来たしね。。。ぶつぶつ。
未だに英語さえ、妙なアクセントが抜けないのは。。。切な過ぎて笑えないんだけど。
ま。
アメリカの都会なんて、みんな妙なアクセントの英語を話す人達ばっかりだからさぁ~。私も単にその一人、って事だけどさぁ~。。ぶつぶつ(笑)。
基本的に、20歳未満で英語を話し始めた人はネイティブの発音に近づく。大人になってからだと、どうしてもアクセントが抜けない場合が多いかと。残念だよ(泣)。
中国語はもっとヒドイらしい。
ずっと一緒に住んでいた親友が台湾出身なので。ちょっくら中国語でも頑張ろうかと思った時もあったのだが。
私の耳の悪さもあるのでしょうが。いくら発音してみてもダメダメで。。。彼女いわく、「まともな発音で中国語を話す人は本当に少ないよ。中国人同士でも、分かり難い事なんて日常茶飯事」ってさ。
広いからな。さもありなん。
ま。とにかく。
特に大人になってからの言語習得は難しいねぇ~。。。ってお話。
で。
そんな気の強そうな女性は、こういう役にはピッタリですよね。←慌てて映画の話に戻そうとしている(笑)。
ユンジンさんの必死な演技は印象的でした。
基本的に私、女優さん全般が苦手なので。女優が主役の作品自体が好きではない。という病があり(笑)。フェアーじゃないよなぁ。我ながら。
とは言いつつも、『サニー ~永遠の仲間たち 』や『ポエトリー ~アグネスの詩 』のように、しっかりと感動したお気に入り作品もあるけども。
子供の為に必死に頑張る母親、っていうのはそれだけで物語になるからね。
ジョディー・フォスターさんの『パニックルーム』とか。『フライトプラン』ってのもあったな。どちらもまさに「母は強し」。
そこら辺は一緒としても。ハリウッド系の方がシンプルで。分かりやすい。
韓国映画のサスペンスって、ストーリーを複雑にするよね。ヘタすると単に分かり難いだけになって。
時系列とかキャラ設定とかがちゃんとしてないと、「ん?」が多くなり。結局不完全燃焼で終わってしまう。
でも。
その複雑さとか。細かい矛盾は無視とか。やり過ぎとか。
それこそが、韓国映画の面白さ、なんだけどね。