茶道への架け橋としての期間限定完結型のレッスンと共に、
茶道の心の教えを軸にした研修・セミナー・講座等々を
京都・大阪・東京にて開いております合同会社紅翠でございます。
プレ講座を経て、本年一月より始まりました新講座
「そっと伝えておきたい和の心得~おもてなしを受け取るチカラ」と共に、
私には、ずっと心の奥に温めていたものがありました。
いつか形にしたいと思いつつ、長年形に出来ずにいたもの
それがようやく、、ほんにようやく、、ご助言も頂き形になりつつ、平成29年秋に開講の運びとなりました。
「紅翠流花嫁修業講座」
秋開講に向けて・・
本日は「その6」にお付き合いくださいませ。
「その六」
今日は、夫婦のありようついて、私なりに少し綴ってみたいと思います。
私達は、1986年秋出会って、一週間後には結婚を決め、結納を交わし、翌年の5月に結婚致しました。
この様に申しますと、劇的な出会いで恋に落ち結婚、、のようにもお思い頂くやもしれませんけれど、そのようなとびっきりの盛り上がりということはなく自然の流れの中にいたように思い出されます。
この人となら共に生活をして行ける、、そうお互いに感じたのですね。
結婚、そしてパートナーとのありようは、人それぞれ様々
どんな形が最善かは、時を経て、自分達なりに見えてくるものだと思います。
他人が一つ屋根の下に暮らして、段々と家族になってゆくのです。
山あり谷ありです。
価値観に違いもあるでしょう、、
食べ物の好き嫌いもあるでしょう、、
一緒に暮らして、はじめて分かることもあるでしょう、、
意外な一面が愛らしかったり、、その反対もね。
違いを分かり合い、小さな尊重を重ねて「夫婦」になってゆく様に思います。
けれどね、「それは違うわ、、この方が素敵!」って変わってもらったこともありますのよ!
実は主人、もうそれはそれはダサかったのです(笑) オシャレとは、全く縁遠い人でした。けれどね、頓着の無かった人でしたからこそ、私が選びますものを喜んで身に付けてくれましてね、娘も主人の若かりし頃の写真と今を比べて、「お父さん、良かったね!」って笑います。
そしてね、様々に違っても、何か共通の好きな「分かち合えるもの」があれば夫婦はやって行ける様に思います。
私達の場合は「お酒」かしら、、
美味しいものを作って、美味しいお酒を呑む
少々嫌なことがあっても乾杯して「あぁ美味しいなぁ」って忘れられたように思います。
互いが向かい合って進みますのも一つのありよう
それぞれが前を向き並走して進みますのも一つのありよう
いずれにしましても、自身が自立(自律)していてこそ、長き生涯を共にできるのだと思うのです。
、、とこんな風に、今思います私ですけれど、実はね、、緑の用紙(離婚届)をいただきに市役所へ行ったこともございますのよ。
平成29年5月5日 結婚満29年
楽しいこと、悲しいこと、嬉しいこと、、
晴れの日、褻(け)の日、、
丁寧に暮らし、様々にあって今、私たちなりの夫婦の形があります。
そして、子供達が巣立った今、また私たちなりの日々が始まっています。
時期開講を前に、お話し会のような「説明会」を開きます。
ご婚約中の貴女
婚活中の貴女
ご結婚後間もない貴女
季節の移ろいを感じながら、一年を通して全12回、
ゆっくり丁寧に学び合いませんか。